小学生のふりをして書く読書感想文①
読書感想文は本当に難しいです。
「こういう感想文が望ましい」みたいなのがはっきりと決まってしまっているので、その様式に合わせて書かないといけないところがもっとも難しいです。(うちはそういうふうには書かせませんが)
そんな宿題を、学校は雑に出すべきではありません。
しかし、感想文とそのための読書をきっかけに子供にいろいろ考えてもらうことができる、と考えればとてもいい機会です。妻もはりきって、本の内容に合わせて昔の話をしたり写真を見せたり、質問してあげたりしています。
お手本を見せるという意図ではなく同じ目線になるために、子供といっしょに私も感想文を書いてみることにしました。そして書いてみるとこれがけっこう楽しかったので、今後も続けてみようと思います。
なるべく小学生らしい発想と言葉づかいで、でもこういうのを生徒が書いてきたらひっくり返って驚いてしまうわ、というレベルを目指して書いています。
あとがき。
とてもいい本でした。
表現や台詞が魅力的で、ストーリーも感性豊かでかつ読者にちょっと考えさせる構成になっています。大人が子供に読ませたい、と感じる本ですね。
感想文も書きやすいと思います。私は、
「ぼくのにもつは、ほんとうにひつようなものしかないんだ」
という台詞がとっても気に入ったので、そこを中心に膨らませました。
自分の話にもつなげやすいテーマです。
ハリネズミとちいさなおとなりさん(1) なんにもしないいちにち
作・絵: 仁科 幸子
出版社: フレーベル館
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