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2021年8月の記事一覧
ニューバランスの現在とサロモンなど
ニューバランスを好む服飾系業界人にとり、米国か英国生産の高額な99Xシリーズか、1300に始まる4桁番台しか相手にする対象ではなかった。
1万円前後の574シリーズなど、高校生が履くものだというくらいにバカにされてもいた。
しかし、4桁番台の最後にリリースされて久しいM2040は定価で5万円近くなり、スニーカーとしては現実的な価格ではなくなって、開発が止まったように感じる。
確かに履き心地は素
モーリス・ラクロワ、アイコンは「逆クォーツ・ショック」と見た
モーリス・ラクロワのアイコン、正直好みからは外れていました。
ベゼルの六箇所に施された意匠が八角形だったら、文句なしだったのですけどね…
ジェラルド・ジェンタへのトリビュートという意味で。
後はほぼ文句なしに素晴らしい出来栄えなので、そこが残念ではありました。
しかし、このオール・ブラックはベゼルが目立ちにくいデザインとなっているように見えます。
ケース径も42mmで、オールブラックの時計な
『川の流れのように』と『人生いろいろ』
仕事中勝手に手が動くようになると、いろいろな考えごとができる。
週末の予定とか夕飯を何にするかとか、そんなことが多いようだけれど、僕はときどきどうでもいいようなことを考えたりする。
今日は、前々からずっと気になっていた『川の流れのように』は、果たして本当に名曲なのか、美空ひばりの代表作としてふさわしいのか等について気になって、作詞家の秋元康についてもいろいろ思い返したりしながら考えていた。
結
これが本当のラグジュアリースポーツウォッチ
今や大人気のオーデマ・ピゲのロイヤルオーク。
100万ちょっとくらいで買えたのが嘘みたいに、今では軽く500万オーバー。
しかし、これこそが本当にラグジュアリースポーツウォッチと呼べる時計であることは間違いない。
ずっと後になって、オフショアと呼ばれるゴテゴテと派手なデザインの多機能時計で、イヤでも目立つシリーズを始めたが、ここの評価は歴史の審判にどう判断されるだろう…
大ヒットしたのは事実だ
アップルウォッチ、何を選んだか
デジタルガジェットは、進化のスピードが早いからすぐに陳腐化してしまう。
僕がアップルウォッチをしばらく様子見していたのはそれが理由だ。
特別なアップル製品のファンでないということもあるけれど、iPhoneから浮気したことはないくらいの信頼度は持っている。
iPhoneは適度な間隔で買い替え、乗り換えてきたが、それも発表されてすぐに購入したわけではない。
だから、アップルウォッチもすぐには手を
スイス高級時計の販売戦略としての複雑機構
以前のテキストで、ジャン・クロード・ビバーというスイス人が、日本のセイコーに代表されるクォーツ式時計の勢いに壊滅しかけたスイス時計に、生き残るための意味と方向性を与えたことの重要性に触れた。
その具体的なあり方は、超複雑な機構を持たせた機械式の高級時計として具現化された。
機械式時計における複雑機構にはいろいろな数え方があるが、ビバーが定めたのは、①ムーンフェイス、②スプリットセコンドクロノグ
ランボルギーニのあり方
ステファン・ヴィンケルマンがCEOとしてランボルギーニに帰ってきた。
前にインタビューを読んだけど、ランボルギーニのDNAをどう継承していくか熱心に語っていて、心からこのメーカーが好きなんだろうと思ったから、記憶に残っている。
復活させたカウンタックが限定生産しかやらない理由はもうただ一つだろう。
カウンタック以降のランボルギーニ車のデザインコンセプトは、基本的にその物真似でしかないから。