宇宙の誕生は、はじめに呼吸ありき
「西野流呼吸法」(西野皓三著)では、じつにおもしろいことを言っている。
「生命のルーツを探ってみよう。200億年前にビッグ・バン(大爆発)によって宇宙ができた。その宇宙という物質世界の片隅にある太陽系の一つの惑星、地球に30億年ほど前から生物(有機的生命体)が発生した。有機的生命体とは、細胞体だといってよかろう。この細胞体には、ミトコンドリアという粒状、棒状の小体が含まれている。ミトコンドリアは、生物が呼吸を続けて行くうえで重要な酵素を生成し、エネルギ-を生む場としての役割を