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13.インプットは理想の自分と素の自分の乖離を助長する?

理子
建築は好きだけど(好きだからこそ)建築業界に疑問を持つ2001年生まれ魚座
転職を機にENFPからESTPに ✧︎ 日々変化するのが好きで、衝動的に動くこと多め ✧︎ 私生活はとにかく可愛い子と女の子のアイドルが好き
夏幸
人の幸せに関心があり、不要不急のものと教育に興味がある2000年生まれ乙女座。
ENFP-Tの関西人。カメラと音楽と餃子と節約旅行とビションフリーゼが好き。2024年はサカナクション、SEKAI NO OWARI、SUPER EIGHT、Aぇ! group、藤井風、フェス4回。

理子:「なんでこのタイミングで、〇〇に出会ったんだろうか」っていうのをなっちゃんはよく考えるって話やったけどさ、それって過去とだけ紐付けるの?それとも未来まで全部考える?
夏幸:過去も未来もかな。例えば何か失敗をしたとき、それまでの自分とこれからのことを同時に考える。そしたら根本的に直したいところが浮き彫りになってくる。事実としてはただ失敗しただけやけど、その裏側に過去に由来する未来こうすべきっていうメッセージが絶対何かあると思うねん。だから過去の話を踏まえて、「未来では多分私は〇〇を続けたくないんだな」って気づいて、ここで変わりたいんだなっていう思考になる。
理子:いいね。話ちょっと戻るけど、本がいっぱいあるのを恐怖に感じるってところがすごいよね(笑)
夏幸:その感覚私も最近初めて持って自分でもびっくりした(笑)
MBTIをお互いにやった時にさ、理想に向かって本来はそうじゃないけど頑張ってなってる私と当たり前にいる私、そのどちらもが自分なんじゃないかっていう結論になったやん。
理子:話したね。りこもなっちゃんも回答するのに困った部分でそういう話なったね。
夏幸:そうそう。本屋さんで感じた怖さも少し通ずる部分があると思うねん。だってどちらも自分ではあるけど、理想の方を知識とか成長するための本で補強して、当たり前にいる方には旅行とか心理学とかそういうゆるい本を買うやん。毒と薬を見極めて、自分の状態に応じてバランスを取るのがめっちゃ大事。
理子:人によっては当たり前にいる素の自分に寄り添った本って、あんまり選ばんもんね。
夏幸:そうね。自分に寄り添った本を選ばんってことは、理想を追い求めるためのインプットばっかりになってあるがままの自分を置いていってしまうかもしれん。だから自分で選ぶ本って、理想の自分と当たり前にいる自分の間を伸ばしていくことが多い。
理子:今の現実に一番近い自分を見失ったりはしそうよね。
夏幸:だと思う。作為的に本を選ぶと、理想の自分とあるがままの自分の乖離を助長してしまい続ける。けど、無作為に選ぶことでどっちとも言えないものが来たりするのが良いところ。


Pick a Bookとは、「もしこの1冊と出会わなかったら?-What if I had never come across this one book?」をコンセプトに、理子と夏幸が選んだ詩集、絵本や小説など様々なジャンルの本を、シークレットブックとしてお届けするブランドです。中身が分からないように1冊ずつ包み込み、コピーとハッシュタグを添えています。今の自分にぴったりな本、大切な誰かに贈りたい本、偶然をきっかけに出会えますように。

ooとは、Pick a Bookを1つ目のブランドとして、ただのものの行き来やお金の行き来ではなく、背景にある想いやストーリーと共に、モノや機会や時間や人との出会いをプロデュースするチームです。B“oo”kに限らず、世の中には、“oo”が含まれる愛らしいもので溢れています。(『ooでやりたいこと〜ロゴ、コンセプトを言葉にしてみる〜』を参照)いろんな展開を妄想しながら、2人のg“oo”dを突き詰めていこうという想いを込めています。


次回、2024年10月18日(金)に『14.裏テーマ:フィルターバブルの崩壊|Pick a Bookのコンセプトとデザインと』を投稿します💌
また、2024年10月19日(土)11時00分~17時00分に、JIYUGAOKA CRAFT BASE MARKET@トレインチ自由が丘にて出店します☄️ これまでとパッケージデザインや商品を選ぶまでの体験などを大幅リニューアルしているので、是非2回目の方もお楽しみにぃ!

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