【詩のようなもの】雪 ~3~
静寂の中の気配
それは 雪
ひとびとの
悲しみ
罪
憎しみを
すこしずつ
すこしずつ
消しながら
無言のうちに
降り積もっていく
その光にも似た白さの前に
ひとはただ
ひざまづき
無口になり
懺悔する
静けさの中の 再生
~お読みいただきありがとうございました。若いころ書き溜めていたノートより若干リライトしてお届けしました~
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