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読書感想文が大嫌いだった少年が、読書感想文をnoteで書きまくって、ついに入賞する未来


小中学生のときは、読むのも書くのも大嫌いでした。

小学校のときに読んだ本なんてほとんどなかったと思います。


読書感想文なんてもってのほか。嫌悪の塊でした。

夏休みには全力で読書感想文を回避していました。


そんな中、あるとき「ことば」がその場の流れを変える瞬間があることに気がつきました。
「ことば」はある人の考えやその場の流れを変えることがある。そんなことを別の記事で書きました。

本を読み始めたのは、もしかしたら、「ことば」が流れを変える瞬間を探したくなったからなのかもしれません。

感性に響く瞬間。論理に唸らされる瞬間。

本を読むのには、時間がかかります。でも、本を読んでいるときにその「ことば」が流れを変えることに気が付くのは、一瞬ではないかと思います。

そして、その瞬間があったことは少し時間がたつと忘れてしまう。

それはもったいないと思ったので、パッケージ化して、記憶を記録にしておこうと思うようになりました。

そう思って書いたのが、5年近く前のこのnote

自分のためだけの備忘録でした。読書感想文で入賞しようなんて考えは微塵もありません。だって、この一記事だけ書いて、2年以上全く更新せずに放置するのですから(笑)

その後も、読書感想文を書こうかなと思ったけど書かなかったのは、めんどくさかったというのもありますが、もしかしたら自分の読解が間違っているかもしれないのが怖かったというのも理由としてありました。


その後、ある衝撃的な本を読みます。


大げさに言うと、「読む」の考え方が180度変わりました。
だって、この本、最終的に「むしろ読んでいないほうがいい」っていうんですよ(笑)

本は読んだか、読んでいないかより、そこから何を創造するかが大事

この感想は絶対に書きたいと思って、noteを再開しました。

今でも、本noteの原点でもあり、コンセプト本です。

それでも、数か月以上平気で放置していました(笑)


そんな中、ある「ことば」が、また、このnoteの流れを変えました。

今まで頭の中だけで語っていた「今日一日を最高の一日に」という「ことば」をnoteに書いて、使いだしたら、謎のモチベーションが発生しました。

そこから、2024年8月31日まで怒涛の135日間連続投稿。
自分でも、よくやっていたなあと思います(笑)

そのうち書いた読書感想文は、70記事を超えました。


そんなわけで読書感想文の投稿企画が、もしあったらやってみようかなと思っていたのですが、今年は、なかったみたいでした。以前は「読書の秋」みたいな企画があったはずなのですが、今は「創作大賞」になっているみたいです。

そんななか見つけたのが、#ひろのぶと杯 でした。


実は、田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい。」の感想文も書いたことがありました。この感想文、ちょっとふざけすぎだと怒られそうな気もしたのですが、けっこうスキがつきました。


読書感想文をnoteで書いて、テンションが上がる瞬間は、著者ご本人様や編集者の方のリアクションがもらえるときです。Ⅹにリンクをシェアして、いいねをもらえたり、シェアしていただけるとシンプルにうれしいです。書いた人たちに喜んでいただけているわけですから。ものまね王座決定戦で、後ろからご本人登場!みたいな感情に近いかもしれません。

そんなわけで、#ひろのぶと杯 は、とにかく田中泰延さんに感想文を読んでもらえるとのこと。それだけで、お買い得な企画です。
そしたら、一本書いてみよう!

今までまあまあの数の読書感想文を書いていたので、あまり抵抗感なく、本を読んで書くことができました。努力していたつもりはないけど、そこそこ積み上げたものがあるから、自然に書こうと思えたのかもしれません。


そんな感じで、エントリーをしてみました。


古舘伊知郎さんの本です。

冒頭で、小中学校のときは本を全く読んでいないと言いましたが、よくテレビで古舘さんが実況をしている筋肉番付を見たり、プレステの筋肉番付のゲームを友達とやっていました。モンスターボックスとかショットガンタッチの実況の声が入っているんですね。それを何回もやるもんだから古舘さんの同じフレーズを何回も聞いていたと思います(笑)

それで、ちょうどみくまゆたんさんの別のnoteのコメントで、古舘実況調コメントをしたら、自分で書いていて自分で面白かったので(笑)、そのノリだけで書くことにしてしまいました。



そう。「読みたいことを、書けばいい。」

(古舘実況調コメントはこの記事のコメントで書きました。ひろのぶと杯を知ったのもみくまゆたんさんの記事がきっかけです。ありがとうございます!)


そして、昨日結果が……!


結果は、なんと2位入賞でした!


実は、結果を最初に知ったのもみくまゆたんさんのⅩでした。noteの通知に気が付く前にこっちから知りました(笑)え、2位!!?マジ?ってなりました。


田中泰延さんのコメントが付いていました。

感想そのものが、古舘伊知郎調の実況に!
声が聞こえてくるようなこの文章を作り上げる過程こそがきっと
「準備」そのものではないでしょうか。

lionさん、ありがとうございます!

コメントまでありがとうございます!
「声が聞こえてくるようなこの文章を作り上げる過程こそが「準備」そのもの」と言っていただけてうれしいです。「準備」した甲斐がありました。

ということで、この本は、自分にとって、思い出深い一冊になりました。良ければ読んでみてください。


謎モチベーションで読書感想文を書き続けていたら、子どもの時にも、noteを書く前にも全く想像していなかった未来になりました。

実は、子どものときに本を全く読んでいなかったことが今となってはもったいないなあとちょっと思っていたこともありました。でも、まさか本を読まずに筋肉番付のゲームばかりやっていた記憶が、こんな未来に繋がるなんて全く想像できませんでした。本当に未来には何が起こるかわかりませんね(田中弥三郎さん追記しました笑)。


そんなわけで、今日は本当に最高ですね☺という気分になって、「今日一日を最高の一日に





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