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小野寺ひかりの短編小説

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オリジナルで書いた短編小説をまとめています。
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記事一覧

8月4日のこと【アメノ支店長営業日誌】

8月4日天候:雷雨 来客:なし 売上:なし 突然だが森の中で古本屋を開店させることになった…

8月6日のこと【アメノ支店長営業日誌】

8月6日天候:晴天 来客:ウォンバッド殿 売上:リンゴと木の実 嵐が嘘のように過ぎ去った快…

【掌編】小野寺ひかり『桃と花火』

セミの声がつんざく。くさのにおいが濃ゆい、夏の夜のこと。 あにの右手では、ゆらゆらと小さ…

【小説】小野寺ひかり『白い花と雨のこと』

 2人で借りたアパートには庭が付いていて、それが決め手になった。花でも育てよう、部屋の中…

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【掌編】小野寺ひかり「離婚記念日」

今月で2nd Anniversaryを迎えた文芸誌「Sugomori」。6月の特集として掌編小説をお届けします。…

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短編小説について

オリジナルの短編小説&掌編を書いています。 noteで掲載したものはマガジンにまとめています…

【小説】小野寺ひかり『片付けられない殺し屋』文学フリマ特別号

「文芸誌Sugomori」は、5月29日開催の「第34回文学フリマ@東京」に出店します。新刊「文芸誌Sugomori vol.3」は「団地」がテーマです。イベント開催前に、作品を先行配信しています。 ブース番号は【サ-21】です。会場へのアクセスや文学フリマ(入場無料)については以下の公式サイトの案内をお読みください→https://bunfree.net/event/tokyo34/ マガジンまたは作品購入、またはイベント当日に新刊本をお買い求めいただくと「すべて読む」

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掌編小説『さくら満開』小野寺ひかり

『さくら満開』 教室まで続く長い廊下。忘れ物をした私は、友人を校門で待たせたまま、急い…

【全文無料】掌編小説『5月』小野寺ひかり

Sugomori5月の特集として、季節の掌編小説をお届けします。 今月のテーマは『若葉』。書き手は…

【全文無料】掌編小説『はやる』小野寺ひかり

今月で1st Anniversaryを迎えた文芸誌「Sugomori」。6月の特集として、季節の掌編小説をお届け…

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小野寺ひかり『しあわせな結婚』

「なんだ、俺、中島さんに同情されてたんですね」 同僚の園田は照れくさそうに笑う。 “同情”…

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文学フリマ特別号・小野寺ひかり『とある殺人』

11月23日開催する文学フリマに【クー36】「Sugomori」として出店。 物書きメンバーが【隣人】…

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小野寺ひかり『眠いけど食べたい』

小野寺ひかりの文芸誌Sugomoriへの寄稿作品はこちら。『眠いけど食べたい』★月間PV1位『言え…

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短編小説『坂道の途中で』小野寺ひかり

『坂道の途中で』 夕暮れの坂道をゆっくりと登っていく。伸びた影は今にもどこかへ飛んで行ってしまいそうだ。隣で共に歩く母の存在。それだけが実態である私へ確かなる重さとなって、間違いなく、そこにいなければならないことを理解する。 大勢の家族連れとすれ違う。七五三、と書かれた看板に妙な納得をしてしまった。遠い昔、自分にもそんな日があったように思い越す。 晴れ着身を包んだ少女は、黄色い落ち葉を拾い、また家族のもとに駆け戻っていく。少女に視線を注ぐのは、見知らぬ家族たち。おそらく父

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