365日違う曲を聴く生活(9月編)
9/1
イト - UNISON SQUARE GARDEN
クリープのトリビュートアルバム内の一曲。「この企画でカバーをいれるのはどうなの?」とも思ったが、完全にUNISONの曲になっていたので関係ない。イントロで「あれ?シュガビタ?」と困惑していたら、滑らかにイトの前奏に切り替わるのがお見事すぎた。節回しや声質を変えるだけに留まらず、魔改造しながら原曲の良さを消さずに自分の曲にするという行為は、1番リスペクトがないとできないことだと思った。
9/2
SAMURAI SOLDIER (feat. CHEHON) - 餓鬼レンジャー
「アルバムでてる!」と思って聞いたら、featがCHEHONで面食らった。餓鬼レンジャーの曲は韻を踏み過ぎているので、一回聞いただけじゃ10%も理解できない。だから、歌詞見ながら何回も聞き直しちゃう。それで「ここも韻踏んでる!」みたいな発見するのが楽しい。そして何より、CHEHON声良過ぎ。「ダサい事より悪い事よりヤバい音」かっこいい〜。
9/3
sister - チョーキューメイ
カラオケで流れてきたCMより。サビの「ら、ら、卵子から可愛い貴方の秘密教えて」という歌詞にビックリしてすぐにライブラリに入れた。声綺麗さも相まって、Lalala...みたいなリズム取るところに、誰も真似できない唯一無二の才能を感じてしまった。タイトルに繋がる「DNAの螺旋階段ですれ違ったの」という表現が好き。アルバム名が「銀河ムチェック」なのも遊び心あって好き。
9/4
Say What? - 赤坂サイファー
最初のHookの余りの素人臭さに微笑ましくなっていたら、ラスサビで切り裂くようにシンガーとしての才能を見せつけるくるまさんに笑ってしまった。前作もそうだったが、何よりもロコディ2人の才能がエグい。堂前さんは言葉遊びが洒落てる上にフロウも独特でかっこいいし、兎さんは彼のキャラへの期待値を超えるポップさで歌唱するから、ノリノリになれる。良い。
9/5
交差点 - VaVa,tofubeats&髙比良くるま
赤坂サイファーと同日リリース。好きな人だけが集まって作られた曲なので、本当に嬉しかった。「Say What?」を聞いた直後に聞いたため、くるまさんがもっと凝ったことしてくるのかなと思っていたのだが、真っ直ぐ「芸人」のラップをしていたのでびっくりした。VaVaとのバランスを考えたり、featuringで呼ばれた意味を色々考えてこうなったのかなと思うと、楽しい。いかにもtofubeatsっぽい電子音のトラックも良い。それにVavaのラップが乗っているのも最高。
9/6
へミニス - Shallm
カラオケで流れてきたCMより。透明感があるのに、力強い声に強く惹かれてライブラリに入れた。調べたらまだ活動始めて間もないみたいで、非常に推し甲斐がありそう。「Yahoo知恵袋で作曲のやり方を調べながら曲作りをするようになった」というエピソードがおもろすぎる。既に自分の強みが明確にわかっている感じがあるので、キッカケ次第ですぐに売れそう。
9/7
Player (feat. KID FRESINO) - Sparta
KID FRESLNO目当てで聞いたけど、SpartaのHookも滅茶苦茶良くて驚いた。「お前の中に雨が降れば俺はそっと傘をさしてあげれるかな 強く結んだ手 どんな雨でも解けね」だって。詩的だねぇ。FRESINOはポエトリーみたいなフロウも良いし、「枯れない花は偽物 俺は枯れてく様を見せるよ」ってリリックも好き。
9/8
TRAUMA (feat. ralph) - kZm
2人の超かっこいいボースティングをずっと浴びれる。kZmは「この際ほらとっとと認めなさい」のリズム、ralphは「俺らお前らとおんなじアホ おんなじアホでも俺らはプロ」ってリリックがかっこいい。
9/9
断捨離(feat.サーヤ) - ASOBOiSM
feat意外のアーティスト名は被らないようにしてるけど、サーヤさんの登場回数えぐい。創作活動しすぎ。「自分の機嫌は自分で取る」が最高だったので、シナジーあることは分かりきっていたのだが、超えてきた。ASOBOiSMのHookは凄く頭に残るし、サーヤさんの「サガミ→オリジナルが無いのに自分語り」みたいな言葉遊びのリリック超好き。
9/10
泡沫サタデーナイト! - モーニング娘。'24
こっからは殆どロッキンの予習で出会った曲。予習として聞いた時、「聞いたことあるな」と思ったのは、ノリやすいけど明るすぎない曲調が耳に残っていたからだと思う。あと、津野米咲さんが作ったと知って、鳥肌立ったりもした。実際に見たら、振り付けキャッチーで真似したくなるし、本当に隙の無い名曲だと思った。
9/11
ラブソング - マルシィ
予習段階で彼らの曲の中で1番いいなと思った。ボーカルの方の声の柔らかさ的に、これくらいのBPMで情感たっぷり載せて歌い上げるのが合ってるなぁと思うので、強みが活かせているなと思った。実際に見たマルシィも、この曲が1番お客さんに聞かせられてた気がする。
9/12
Hi-Five - Me:I
夏曲なのに、最初からフルマックスのギアではなく徐々にテンション上がっていくのがリアルで面白いなと思った。正に「上がってくテンション」を体現していた。実際のロッキンでも、サビをみんなが口ずさんでいて、Clickに次ぐ代表曲になるのだなと思った。
9/13
想いきり - indigo la End
何でこんなに詩的な歌詞を書けるんだ。「好きな部分は少し 他は嫌いな方がさ 君のこと想いきれる気がした」と言うサビが切ない。「想いきり」という言葉にいろんな解釈ができて、想像しながら楽しめる。
9/14
Future is Yours - サンボマスター
生で見て1番突き刺さった曲。歌う前のMCも相まって「君はいた方がいいよ」の繰り返しに心が強く動かされた。5万人に向けてじゃなくて、1人1人に向けて全力の熱量を向けてくれるんだってわかって、泣いてしまった。
9/15
Traveling - sumika
予習で出会って、セトリにも入っていた曲。Sumikaのアツい曲は漏れなく盛り上がるけど、こういうオシャレな感じの曲でも聴かせられるの、本当に凄かった。サビの「全然いいと思ってないのに許しちゃう私はダメだな(⤴︎)」のリズムと音程が狂おしいほど好き。
9/16
ゲンキクールロックンロール - Y.A.B
石垣島旅行中に出会った曲。島で有名な「八重山ゲンキ乳業」に遊びに行ったところ、特徴的な歌詞、特徴的な歌声のこの曲がエンリピされていたので、耳にこびりついた。気になりすぎて速攻で調べて、プレイリストに入れた。あと、ここのバニラシェイク、めちゃ濃厚で絶品でした。
9/17
手と手 - かりゆし58
石垣島旅行中、ありとあらゆるお店でかりゆし58の曲が流れていたが、この曲が特に耳に残った。サビの「手と手を 手と手を その手と手を」の跳ねるようなリズム大好き。沖縄特有のバックミュージックとかも最高だ。完全に思い出と紐づいた。
9/18
ルル - Ado
生で見た時の迫力が異常だったので。「ちゃっちゃっちゃちゃちゃ」の可愛い声から、ノーモーションで「助言など頼んでは無い」のシャウトになるのもすごいし、その逆でシャウトの後に細い声に戻るのも凄すぎる。マジで迫力半端なくて異次元の歌声でした。
9/19
サークルバンドに光を - ヤバいTシャツ屋さん
普段ふざけ倒してるバンドの本音ってすごく刺さるんだよなぁ。こんなふざけた作風は、売れて個性が浸透するまでは冷ややかな目の連続だっただろうし、「ノリと勢いだけ」みたいな評価になりがちだったと思う。でも色んな葛藤を経て「もう辞めようとも思わんところまで」個性を貫いてるの、本当にかっこいい。ロッキンでもこの曲に勇気もらった人、滅茶苦茶いるのでは?
9/20
レナセールセレナーデ - ももいろクローバーZ
ももクロの最新曲。転スラのOP曲。ABメロのバックミュージックがアニメの世界観を反映しながらも、サビの優しくも強烈な盛り上がり方とか、ももクロっぽくて最高。サビの「Ah〜」の口ずさみたくなる感じ、すごく好き。
9/21
Rolling Days - WANIMA
生で見て1番喰らった曲。その前のMCからの繋ぎで見ると、本当に心震わされる。WANIMAは盛り上がる系の曲に目が行きがちだけど、メッセージ伝えるのも滅茶苦茶上手いんだなと感心してしまった。サビの突き抜けるような破壊力のある声が、聴いていて気持ちいい。
9/22
罠 - THE YELLOW MONKEY
ご丁寧に公式が出してくれたフェス予習プレイリストの1曲目。実際のセトリにはなかったが、セトリ自体は全て知ってる曲だったため、初めて聞いた中でハマったこの曲を書く。吉井さんの声の色気にぶっ飛ばされた。カッケェ〜。
9/23
女呼んでブギ - サザンオールスターズ
もう感想はロッキンの記事に書いたから多くは書かないが、コンプラガン無視の曲がセトリの1曲目だったのが、このバンドをよく表していると思った。リズムも滅茶苦茶心地いい。
9/24
DANCELIXIR feat. Lil' Leise But Gold,Daichi Yamamoto,Skaai - KM
ラップスタア誕生で知ったSkaaiが客演してる曲を見つけたので試聴。Skaaiは固い脚韻を踏みつつ、フロウが独創的で、滅茶苦茶かましていた。Lil' Leise But Goldは初めて聴いたが、声がオシャレで病みつきになる。更にDaichi Yamamotoも遊び心満載のリリックが面白く、今月聞いた曲の中でもかなり気に入った。
9/25
にらみつける - ファイヤー(みがわりクリエイション)
グラードンvsカイオーガから入り、チャンネル内の曲は全部聴いた。これはその最新曲で、Lv51で「にらみつける」を覚えるカルマを背負ったファイヤーが歌っている(というテイ)。ポケモン×ラップという、好きなものの掛け合わせなので、本当に毎回楽しみ。絵もリリックもクオリティ高いのでもっと評価されて欲しい。というか、音源化してくれ。
9/26
欲張 feat. Jin Dog - CHICO CARLITO
CHICO CARLITOは、唯一無二の声が本当に羨ましい。キーは高いのにズシンとくる声質が本当にかっこいい。聴いたら1発で誰の歌か分かるの、憧れる。Jin Dogのリリックも、淡々と喋る用に強い言葉放っていて、カッコ良さすぎる。2人のシナジーが半端ない。
9/27
来世で会おう - さユり
訃報に驚き、久しぶりに聴こうと思ったら、「これしかない」みたいなタイトルが目に入った。決してこの時の為に歌った曲でないことは承知の上で「夢を見るよ 選ばなかった日々の先で 僕は幸せそうに笑ってて それでも朝が来たら 今日も歌うよ すべて間違いじゃなかったと 思える春が来るように祈る」という歌詞にハッとしてしまった。
9/28
Woolly - さとうもか
ダウ90000「旅館じゃないんだからさ」の劇場待機曲。歌詞の情景描写が鮮明で、しかも切り取り方が上手なので、めちゃくちゃ主人公の切なさが想像できて素敵だった。可愛い声なのに、ギターの演奏とかは聞き応えがあって、オシャレな曲だなーって思った。
9/29
明日地球がこなごなになっても - でんぱ組.inc
引き続き「旅館じゃないだからさ」劇場待機曲より。聴いたことあるなと思い、ジャケット見て確信して、調べて「やっぱり!」となった。正解は、デデデデ後編の挿入歌。何なら、作詞を浅野いにお先生がしていたことをこの時に知った。改めて聞き直すと、デデデデの世界観に合いすぎるな。当たり前だけど。
9/30
グッバイトレイン - リュックと添い寝ごはん
引き続き「旅館じゃないだからさ」劇場待機曲より。バンド名の由来が気になりすぎて調べたのだが、深い意味はないらしい。だが、それが逆にセンスを感じて良かった。優しい声と演奏。口ずさみたくなるキャッチーなリズム。とても良い。夕暮れ時に、家に帰りながらの道で聞きたい。