経営者平野のリアルな本音『なんで僕は日々がんばれてんの?』
皆さんこんにちは、オンリーストーリーの平野です。
こちらの記事は、僕がやっているポッドキャスト『オンリーストーリー平野の#シャチョウラ 〜ここでしか聞けない社長の裏側〜』 の内容を文字起こしして作っています!
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今回は・・・
第14回「経営者平野のリアルな本音『なんで僕は日々がんばれてんの?』」の内容についてです!
今回のテーマ
はい、ということで今回は、「なんで僕は日々頑張れているのか」というテーマで話せればなと思っています。
前提としまして、これまでの回に比べて圧倒的に全然理論的じゃない話をするので、そんなスタンスで聴いていただけるとすごい嬉しいなと思っています。
起業前後のいろいろ
僕もですね、会社を経営してどのくらいだろうな...?もう10年近くになるんですね。23歳くらいで会社立ち上げて、今もう少しで33歳になろうとしているんで。さすがにですね、それくらい経営経験(もちろんもっともっとたくさん経営経験してる人に比べたら大したことはないんですけれども)をする中で、本当にいろんなことがあるわけなんですね。
いろんな人たちがどんどんいなくなったり、裏切られていなくなっちゃったりとか・・・笑
例えば昔だと、経営者さんが亡くなられて、亡くなった方に対して督促をしなければいけないケースがあったりとか。メンバーが突然失踪して探偵会社に連絡して、探偵会社ってこういうふうにやってるんだな〜とかを思っていたりですとか。まーもう本当に死ぬほどたくさんあるわけです。
起業まででそれくらい、起業してからもそれくらいありますし。
起業前だと、僕はもともと病気で髄膜炎になったり腹膜炎になったり肺気胸になったりとか。いろんな出来事があって、ようやく起業したと思ったらそういうベリーハードシングスな日々が続いていって、そんな中で10年やってたりするわけなんですね。
昔、うちの会社も結構インターン生がいたんですけれども、インターン生の中にも「将来起業したいです!」とか「社長になりたいです!」って人がいたんですけど。僕の経営する姿とか大変そうなのをみていて、「やっぱりちょっとやめておきます😅」とかってなる奴も多かったわけなんですね。
それ僕だけじゃなくて、やっぱり他の世の中の社長さん同士とすごいたくさん話す中でも、やっぱりみんな結構大変だよねとか、辛いとか、もちろんどんな働いてる人たちもみんな平等に大変だったりすると思ってますっていう前提の上でそういう話は出ていると思っています。
じゃあ、なんで平野は頑張ってるの?
それが世の経営者の鬱率が3割であったり、最近は経営疲れとかもテーマに上がっていている中で、じゃあ「なんで平野はやってるんだ?」みたいな話が僕も不思議なんですけど、そんな話をできればなと思っています。
前提として、いろんな理由といろんな要素があるんですけれども・・・
まずパッと思い浮かぶのは、うちの理念で「強くていい(つよいい)会社を作る」っていうのを掲げているんですね。つよいい会社を作るっていうのは、これ本当にやりたいなって思うんですよ。
(ただ、コレ社長の裏側なので、綺麗な話をしても別にしゃーないなと思ってるんですけど)
もちろんその想いもあるんですけど、裏側として別の思いがやっぱりありまして。
それは、弱くて悪い(よわるい)会社を作りたくないなっていうのが結構あるんですね。(それなんやねんって人は僕のnoteとか見てね)
強くていい会社を作りたい。
ブラックモチベーションって人間あるとおもうんですよ。
ホワイトモチベーションって「こうなりたい、こうするぞ」みたいな。
人間って、ホワイトボチべで頑張れるターンや属性値の人がいる、って時にブラックモチベじゃないと頑張れないターンや属性値の人たちがいると思うんです。
もちろん僕もホワイトで頑張れるって時もあるんですけど、やっぱりブラックの時もあるわけなんですね。
そういう時には、どういうことがモチベーションになるかっていうと、数字が全然上がってないと、思ってたより弱い会社ですね(そんなことは直接言われないけど)って、僕自身が自分の会社に対して思ってしまったり。逆に数字が上がってるんだけど、すごい周りの人たちの信頼貯金を切り崩しながらやっていたり、すごいうまくいかなかったりする時だったりすると、なんかどんどん「わるいい会社」になっていくんじゃないかなと思ったり感じたりしていて。
やっぱりそういう時、嫌だなってめっちゃ思うんですよね。だから、わがままなわけですよ(笑)強いのといいのどっちなんですか?とか言われるんですけど、それって僕にとってはお父さんとお母さんどっちが大切ですか?っていうのと同じ問いなんですよね。それって両方って答えるじゃないですか。みたいな話に近いと思っていて。まぁ、そんな話ですと。
その時々で、今はちょっとどっちが足りないなという中でやっている状態なのかなと思っていて。
理念っていろんな役割があると思ってるんですよ。
例えば、「みんなを同じ方向に向かわせる」みたいなのもあると思うんですけど、社長の裏側っていうテーマで見ると、本当にしんどい時に、「もう一踏ん張りエネルギーを与えてくれるもの」みたいな役割があると思っていて。そこそこのいろんな体験をしてきた中でも頑張っている一つはそこがあったりするのかなと思っています。
さらにパーソナルな行動原理
今日はもう一つ、ちょっと違った側面から、もう少しパーソナルな目線からの行動理論みたいなのを話せればなと思っているんですけど。
人間って欲求って色々あると思うんです。
食欲とか睡眠欲とか、承認欲求とか、色々あると思うんですけど、自分の中で結構、「あ、僕この感情が強いんやな」って思ってる感情が、最近言語化した中で一つありまして。
それが、「肯定欲」みたいなのが結構あるんだなっていうのを思いました。
もうちょい正確に言うと、大切な人の選択を肯定したい。逆に言うと、それを否定したくないんだっていう欲求が自分の中で結構あるんだなっていうのを感じました。
どういうものかと言いますと、例えば、今の時代いろんな選択肢がある中で、わざわざ僕たちの会社を就職先・働き先として選んでくれた人たちかもしれないですし、いろんなサービスが世の中にある中で、僕たちのサービスを使おうと決めてくださったお客様だったりするかもしれないですし、世の中にたくさん会社がある中で、僕らの会社に出資をしてくださった人たちかもしれないですし。
それこそ、今こうやって僕のポッドキャストを聴いて少しでも時間を割いてくれている人たちだったりするのかもしれないですし。
そういう人たちがたくさんいる中で、オンリーストーリーに入って良くなかったとか、サービスを使って良くなかったとか、出資してもやっぱり...とか。そんなのってすごい嫌なんですね。
それは自分自身に対してもそうで。
自分自身もそこそこの大学に行ってたりとかする中で、そこから就活とかをせずに起業っていう選択をしていった。そういう自分自身にも、その選択に対して思うときが0だったりしたわけじゃないです昔は。最近は全然ないんですけど、「やっぱり普通に就職しておけばよかったかな?」とか。
そこってもうなんか意固地な話だと思っていて。でも、うまくいくと、「やっぱりアイツは違ったな」とかなるわけなんですよ。「やっぱりこれでよかったよね」みたいな。
結果の魔力・・・?
結果の魔力って、「やっぱりこうだったよね」だと思っていて。
そうすると事実は変わらなくても、見解は変わるわけなんです。
過去の事実は変えられなくても、過去の解釈は変えられるわけなんですね。
なので、起業をしたということに対しても、あとで上手くいくと、「あの時の事実(起業した)は変わらないけど、解釈として良かったよね」ってなると思うし、結果の魔力ってやっぱりそういうところがあるかなと思っていて。
ベンチャーとかそういうのって、もちろん成功確率は低いと思うんですけど、その中で頑張って成果を出していって、そうすると大勢の人たち側が「あの会社を信じて入って良かったよね」「出資して良かったよね」とか「お客さんになって良かったよね」って思ってもらう。
逆にいうと、そう思ってもらえないシーンっていうのがやっぱりあるわけですよ。そんだけステークホルダーがいて、なおかつそれら全てを僕だけでコントローラブルな指標でもない中で。そういう時にすごい悔しいなと思っていて。
なので、そういった中でそういう人たちの選択を否定したくないとか、肯定させてやるぞ!って想いは、自分の中で間違いなく日々の原動力になっているなとすごい感じます。
だって、そりゃ裏側のチャンネルなので言いますけど・・・
理不尽に感じることはいっぱいありますよ。
僕も毎日「何億調達」とか言ってますけど、融資だって受けているわけなので連帯保証だけで7億くらいあったりしてね。そんだけお金やってて、自分がなんかあったら全部自分で背負って、時にうまくいかなくなったら役員報酬を下げることだってありますし。ずっと週6日くらい働いて、働いていない時間もずっと仕事のこと考えていて、それでいても上手くいくかもわからないですし。起業してから今までのどのフェーズでも、いろんな人から陰口も噂も悪口も、、、これはもうなくなることはないです。今までもこれからも、っていうのをずっと味わっていて。
これ、一般の多くの人は結構しんどいと思うんですよね。
でも経営者ってポジティブ変換能力が異常に高いからこそ、そういうのを普段隠させてしまっているっていうのもある、経と思っていて。だからムズイんですよね。
それでいて、改善していったとしても改善したタイミングで「みんなが言ってくれた課題を改善したぞ!」ってなっても、その時にいなくなってしまうとかもあるわけじゃないですか。そうするとまた次の課題が降ってきて、、、みたいな。改善しても改善しても解消されないっていうのを味わっていると、そりゃあ経営者もしんどくなるなと思っていて。
なので僕たちは、決裁者の相棒として位置付けるってところと、繋がりを通して経営課題を解決するっていうのを、社会的な立ち位置として掲げていて。そんな経営者の味方やその目線である人たちが世の中に385万社いたらそのなかに1社くらいあってもいいんじゃないの?っていう風に思ってやっていまして。
まぁ、何を言っているのかようわからなくなりましたけど(笑)
そういう思いでやっている会社があるんだなっていうところと、もしそういう思いに共感してくれる人たちがいたら、一緒に仕事をしたりってところかもしれないですし。決裁者の繋がりを作るサービスを僕らはやっているので、そういう出会いが繋がっていくのもあるかなと思っていますし、何かしらご一緒できればと思っている次第でございます。
はい、ということで今回の配信はここらで終了させていただきます。
ありがとうございます。
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最後までお聞きいただきありがとうございました。
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それでは、15回目の記事もお楽しみに・・・!!