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【⭐️神回】ビジネスモデル論を実践したら盛大にしくじった話

皆さんこんにちは、オンリーストーリーの平野です。

こちらの記事は、僕がやっているポッドキャスト『オンリーストーリー平野の#シャチョウラ 〜ここでしか聞けない社長の裏側〜』 の内容を文字起こしして作っています!

株式会社オンリーストーリー代表の平野が、『ここでしか聞けない社長の裏側』をテーマに経営やBtoB営業、個人的な関心事について話していきます!
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今回は、第23回、
【神回】ビジネスモデル論を実践したら盛大にしくじった話の内容についてです!

💡めっちゃリアリティ満載なので、ぜひ音声をお聴きください!!


今回のテーマ

はい!ということで今回は、僕たちのビジネスの成り立ちと変遷みたいな話と、そこからの学びの話を少しできればなと思います。


ビジネスのトライアンドエラー

その①

まず、ビジネスを作っていたのが、一番最初が経営者の無料インタビューサイトから始まっていまして。なぜそこの部分をやろうかと思った時に、以前、応援されやすさの話をしたのもあるんですけど、1つ考えていたのが「will・can・need」の重なる部分でビジネスをしようというところから入っていきまして。

Willっていうのが、自分がやりたいことですね。俺はこういうことがしたい!みたいなこと。Canは自分ができることで、Needは市場や顧客から求められていること、みたいな話です。

Willで見ると、僕は経営者の力になりたかったのと経営者の人たちと話すのも好きだったので「じゃあめっちゃいいじゃん!」っていうところで。

Canで見ますと、割と文章を書いたりするのとか取材とかは好きだったり。半年間くらいインターンをしていた先でもインタビューとかをやっていたのでできそうだなと。

Needの市場から求められているかっていうところで見ますと、やはり経営者さんの魅力からすると無料で取材した記事を作って拡散されるというところで。

WillもCanもNeedもこの3つがどうやらビジネスモデルを作る時にはすごく大切で、それが重なる部分だからめっちゃいいじゃん!と思って、弊社の無料インタビューサイトとしてやっていって、それで実際に実績を積んでいきながら事業が成長していって、今の僕たちがある......という訳じゃないんですね。

まぁ、全然違ってですね。
その「will・can・need」に沿ってビジネスをやっていって半年くらいの時に、何が起きたかと言いますと・・・

その②

銀行の預金残高が見事に底をつく...という事象が起きたんですね。

(Oh…no…💰👋)

おかしいんですよね。当時の僕の理論から考えると、ビジネスモデルの本にも「will・can・need」の3つが重なるのをやればうまくいくって書いてあって、それを徹底していって諦めずにやるだけだ!とあったので、本当に信じてやっていたんです。

なのに、お金がなくなる。。。あれれ?😵‍💫ってなる訳なんですよね。

そんな時に、いろんなことをしていまして。
ランサーズで記事作成の案件を請け負ったりとか、チラシのデザインを1つ4万円くらいでやったり、電話版をしていたこともありましたし。なんかもう壮大に迷走をしているんですけど、そういうのを経っていた時期がありまして。

それでもやりながら無料インタビューを続けていったら、自然と経営者から案件がもらえていって上手くいった!......という訳でもないんですね


ようやく、わかってきた…?

それでもなくて。「will・can・need」を続けていっても上手くいかないという中で、最終的に、僕としては、そこで初めてビジネスモデルを作ることの重要さを学んでいったんですね。

要は、無料でインタビューをして記事を作って〜〜ということをやっていっても、結局、マネタイズ戦略はないですし、サステナブル性がないわけですよ。そこで初めて僕としても、作ったビジネスモデルっていうのが「チラCEO」っていうある意味、今のモデルの走りになったものでした。

きたぞ、チラCEO!でも…?

経営者に無料でインタビューに行く時に、無料で取材をする代わりにBtoBで社長さんや経営者層向けにアプローチをしたい会社の商品とかサービスのチラシを持っていく。

例えば・・・
コピー機販売の会社のチラシを持っていって、取材先の会社さんには、「僕たちが全部無料でインタビュー・取材、記事作成をする代わりに、僕たちのスポンサードいただいている企業さんの商品やサービスのチラシを説明する時間を作らせてください」と。その中で合う会社があれば実際に繋げるところまでやらせてください、という風にお願いをして、それで僕たちはスポンサードいただくBtoBの企業さん側からお金をいただくような、そんなモデルを作りました。

⭐️ちょっと口頭だけだと分かりにくいので。
イメージとしてはテレビの仕組みと似ているなと思っていまして。取材さんの社長さん視点からすると、無料でテレビ番組を観られる代わりに、CMを出す企業さんのCMを観てくださいねっていうモデルを経営者版にアナロジーしたような感じです。

そうして、実際に初めてちゃんと仕組みになっていって、お金が入ってくるようになって、尚且つ、面白い仕組みだね!といろんなコンテストとかでも賞をいただいたりしていって。僕たちとしてもそれを通して、実際にそのモデルが「will・can・need」だけではなく、そこから改善をしていって、ビジネスモデルを作ることの重要さを学んで、その後、事業がうまくいくようになっていった......わけではないんですよね(何回目?😂)

チラCEOにも大変な過去が…

これでもうまくいかないんですね。でも、これちょっとうまくいった!?と思った人もいるかと思うんですけど、それでもうまくいかないんですよ。

それでやっていくと、今後はどんなことが起きていくかというと・・・

チラシを配る会社の数がめっっっちゃ増えてくるんですね。
1つの取材先に行く時に、チラシを35枚くらい持っていくんですね。各社のチラシを10セットくらい持って行かなきゃいけないので、うちの取締役とか亀井というメンバーがチラシだけで亀の甲羅なんじゃないかってくらいのチラシの束の重いのを持って取材に行って、1枚1枚チラシを渡していくんですね。(🐢?)

また、当時難しかったのが、結局チラシを本当に配ったのか?渡したのか?っていう証明ができなかったので、どうしていたのかと言うと、当時は迷走をしていたのか、取材先の会社の社長さんにチラシを渡して1枚1枚写真を撮っていたんです(笑)

これ、言葉にすると大したことないですけど、めっちゃドMの極みみたいに辛いことなんですよ・・・

だって、1つの取材先に20社分のチラシを渡して説明していったら・・・
取材先の社長さんには、
「はい、これまず1枚目のチラシです。写真撮ってください」
(📷カシャ)
「じゃあ2枚目のチラシ、これですね。」
(📷カシャ)
3枚目、4枚目・・・・・・・・・20枚目。ありがとうございました!🙇💦

みたいなのを全部やるんです。
これを例えば、月に30社取材をしていったら30セットやるので、もうね、取材をしにいくためのバッグがパンパンで、、、(笑)だんだん亀の甲羅の量が多くなっていき、且つ、それの報告のための写真の枚数が意味わからんくらい増えていき・・・っていうのをどんどん続けていくわけなんですね。

🐢  🐢 🐢  ??? 🤣 🤣 🤣

伝えたいこと

なので、ここで伝えたいのが、それっぽい話をしたじゃないですか。

「will・can・need」の3箇所が合う地点、それでもダメなんですよ。
なのでその後にビジネスモデルを生み出してサステナブルな仕組みを作りました、これでもダメなんです。
それで、僕らで言いますと、過去に取材した会社さんのデータを元にしてプラットフォーム化をしていって、今があって。そんな今の僕たちでも、それでうまくいっているかというと、日々課題があって

これを繰り返しているだけなんです。
なので、それっぽ〜い話で語れちゃうんですよ。途中までだったら。

シンデレラ現象…?👗

僕、これを「シンデレラ現象」って呼んでるんですけど。

シンデレラも最後は幸せに結ばれました♡って話が終わってるじゃないですか?でも、あれ多分、半年くらいやってたら、わかんないわけですよ。ひょっとしたら離婚してるかもしれないし、すごい熱い話もあるかもしれないし、、、って僕思ってたんですよ、初めてシンデレラ見た時に。頭イカれてるじゃないですか(笑)めっちゃキモイ子供だったんですけど(笑)

要は、そういう話なんですよ。

世の中の良い話って、「良いお話✨」で最後に区切ってるからなんです。ピークエンドの法則っていうのがあって、ピークで終わらせればどんな話でも良くなるっていうのがあって。

ビジネスコンテストの話でも、ビジネスのアレがこうでしたって話も、その時点まででうまくいきましたよ!っていうだけの話なので、話す側の人もそれっぽく話すってことを僕自身も含めてすごい注意しなきゃいけないなと思いますし、聞く側もそうですね。世の中の話は、それこそ僕も経営者インタビューを何千・何万と(何万は盛りましたねw)やってきた中で、そこまでの時点でその視点から見てこうだったよねって話だったりするので。

そういうところを、ちゃんとうまく踏まえながら。
さっきの僕の話でも、「これでうまくいく!!?」と思いきや、実際はこうだったという部分が、都度都度「あ、これでうまくいった...!ようやくニュートンのが赤いリンゴが落ちて重力の法則を見つけた時にみたいな天才的なひらめきだ!!」みたいなことをやっては、「あれ?違うじゃん。。」みたいなことを繰り返さなくて済むので。


(ここ、大事なこと言ってます)

そんな簡単に、これをやれば一撃必殺!なものはないですし、一方で、だからと言って、「うまくいかないな。。」と諦める必要は絶対になくて、その時にある一番の課題感とちゃんと向き合って1つ1つ改善をしていく。そこにビジネスの本当の機会が生まれるなと思っています。

というのも、逆算型で何もない状態の更地からニーズを見つけてモデルを生み出すところって、もう埋まりきってると思うんですよね、この時代の中で。それよりかは、それぞれがいろんなビジネス・現場でひたすらやっていって改善をしていった中で生まれていった課題のその先にあるモデルが今の時代で本当にあるビジネスモデルだったりするのかなと思っていますので。

ぜひ、どんなモデルも、どんなアイデアも、どんな正論も、やる中で必ず行き詰まりが来て。でもその時に諦めずに改善をしていければ道は開けて、でもその先にまたそれでうまくいきました!っていうシンデレラ現象は絶対になくて、辛いことが起きるんですけれど、その先に改善をして................っていうのをフォーエバー・フォーエバーで繰り返していく。。。

終わらない浪人生活っていうのが起業なんだなと思いながら、一緒に頑張っていければと思います。

では、お疲れ様でした。


* * * *


最後に。

最後までお聞きいただきありがとうございました。
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次回、24回目の記事もお楽しみに〜!🍂


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平野哲也:オンリーストーリー代表
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