【HSP】繊細なわたしと飲み会【INFJ】
気づけば今年も残り2か月を切りましたね。
年末年始といえば忘年会に新年会、家族や友人、そして大切なパートナーとの食事など、飲み会の機会が増えることでしょう。
そこで、です。
「HSPやINFJの人間は飲み会が苦手」という論調がいろんなところで散見されていますね。
はたして、それはほんとうなの?
最近noteで拝読して興味深かった記事を参考に、完全な独断と偏見からわたし(HSP+INFJ)と飲み会について考察していきたいと思うよ。
ちなみに、参考にした記事は紹介しないよ。
お相手に通知が飛んでこの記事を読まれるのが恥ずかしいからね。ええ。
もしこの記事を読んで「なんか見たことあるテーマかも」と思ったそこのあなた!
そうです、あなたの記事を参考にさせていただいております。ええ。
まずは基本的なわたしの「飲み会観」について。
お酒が好きだから、基本的には飲み会が好き。
学生のころから「お酒があるならどこにでも顔を出す」と評判のおにのすけさんだったくらい(そのせいでお酒のない食事が苦手になったけど)。
それなのになぜ枕に「基本的には」とつけたかというと、繊細で察しのいいみなさまならおわかりでしょう。
嫌いな飲み会と好きな飲み会が極端に分かれているからです。
特に嫌いなのは、
①.大人数
②.あんまり親しくない人間ばかり
③.友だちの友だちが急に来る
の3つ。
あんまり親しくない人間ばかりかつ大人数飲み会との相性は最悪かも。
まあ要は職場の飲み会ですね。学生だと他大学のインカレサークルとの飲み会とかね。
勘違いしてほしくないんだけど、声をかけていただけるのであれば別に顔を出すくらいはするんですよ。
なにせお酒さえあればどこにでも顔を出す人間だから。
なおかつ、わたしは古き良き飲みニュケーションを信仰しているタイプの人間なので、そういう飲みの場に今後のイロイロがスムーズになるきっかけが転がっているのであれば、少しくらい顔は出すんですよ。
ただ得意じゃないってだけで。
大人数だとシンプルに大声が飛び交うから苦手です。
ふつうに音に弱いので、酔っぱらってブレーキが外れた人間の大声にふつうに気圧されます。
会場でも静かな端っこに逃げてきて、同じように逃げてきた飲み会苦手な子たちと避難場所をつくっていることが多かったかも。
避難場所は避難場所で、けっこう深い話ができたりするから好きだったんだ。
親しくない人間ばかりの飲み会だと、だんだんそこにいる意味がわからなくなってくるんだよね。
周りにいる人間にもよるんだけど、そういう飲み会ってだいたいその場にいない誰かの悪口とか、イジられキャラへのきついイジりとか、軽薄な不平不満(わたしにとっては)ばっかり話すじゃん?
いやね、別に飲みの場で不平不満をこぼすなと言っているわけじゃないのよ、飲み会奉行じゃないからね。
でも悪口やイジりにも限度があるでしょってハナシ。
そういう会話ばっかり聞いていると「これなんの時間?」って、一刻も早く帰りたくなってしまう。
その手の人間が参加しているときは極力避けるようになった。
最後は、友だちの友だちが来るやつ。
盛り上がって飲んでいたのに、そこに友だちとかカレシとかカノジョを呼んじゃうやつ。
すんごいイヤ。
せっかく仲間同士で楽しかったのに、そこにわたしのテリトリーの外から招かれざる客(Uninvited Guest)が放りこまれると、途端に心のシャッターを閉める。なんなら帰ったことがある。
後日その友だちから謝られたとともに「おにのすけって、ほんと人見知りだよね」と呆れられた。
うるせえ、おまえがわたしの知らない人間を呼ぶから悪いんだろうが。
わたしの嫌いな飲み会の特徴はこんな感じ。
メリットがありそうなら苦手なタイプの飲み会にも顔を出すとかなんとか言っちゃったけど、苦手なものは苦手なんですよね。
で、メリットを拾うために行ったのに手ぶらで帰ることもしょっちゅうだし。
この話だけ聞いていると「この人、飲み会行かないほうがいいんじゃない?」なんて思われることでしょう。
まあ、お待ちくださいな。
次からは、わたしの好きな飲み会について考えていくから。ええ。
さて、好きな飲み会のお話です。
条件は以下の3つ。
①.親しい人間
②.「きょう飲める?」
③.少人数
親しい人間との飲み会はほんとうに好き。
深い話ができる飲み会が好きだよ。
欲を言えば、わたしが周りを気にせずに自分を出せる環境で飲み会がしたい。
飲み会の環境さえ整えば、わたしはお酒の力を100パーセント引き出すことができる。
ふふふ……。
で。
②なんだけど、わたしは「これから飲むけど来る?」みたいな誘われ方をされたほうが気が楽。
参考にさせてもらった記事でも同じことが書かれていて、それを読んだときに「あ、わかるーっ」とちょっと嬉しくなっちゃったから、同じようなテーマでわたしも書いてみようと思った。
HSPでINFJで人間嫌いなわたしに見る人が見れば不躾な誘い方ができる時点で、わたしとはそこそこ深い関係にあるわけだから、当日のお誘いで参加してもそこには深い関係の人間ばっかりなわけよ。
こういう誘いに高確率で参加するから、学生時代に「お酒があるならどこにでも顔を出す」と言われてしまっていたんだよね。
参考元の記事でも書かれていたけど、HSPでINFJの人間には考える時間を与えないほうがいいんだよ、ほんとうに。
考える時間があればあるほどめんどくさくなっていくから。
余計なこと考えずに勢いで飛び込んだほうが案外楽しかったりするんだよね。
③はまあ自明だよね。大人数が苦手なんだから少人数のほうが得意だよね。
でもサシは苦手だから、4人くらいがいい。
感覚的には、会話が自分の手元から離れないくらいの人数がいいかも。
ほら、3人だと誰かがお手洗いに立ったときサシになっちゃうからね。
どんなに仲がいい相手でもサシになった途端話すことなくなっちゃうから。
お酒が入っていようが素面だろうが同じ。
ほんとうに仲良しなの? それはまた別のお話。
学生のころはテレビで若い社会人が、
「飲み会は残業手当がつかないから参加しない」
「自分の時間を使ってまで上司のつまらない話を聞きたくないから参加しない」
みたいに飲み会に参加しない理由を説明しているニュースを見て、そんなことあるわけないだろ、と思っていましたよ。
いざ自分が社会人になってみると「お酒があるなら~」と謳われていたわたしでさえ「この飲み会参加する意味わからないかも……」と思ってしまうようになった(そう思いながらもお金を払って参加するところがわたしの生きづらさの一因)。
それに、数少ない学生時代の友人はバラバラにそれぞれの進路に進んでしまったし、わたしも地元を出て就職してしまったもので、深い関係の人間との飲み会の機会がぐっと減ってしまった。
お酒があるならどこへでも行くおにのすけさんはすっかり影を潜め、声をかけられないと飲み会に参加しない人間になってしまいましたとさ。
HSPやINFJのみなさまも、わたしとほとんど同じ意見なのではないでしょうか。
飲み会の好き嫌いは様々あれども、深い話ができる飲み会はお好きだと思うんです。
そして、大人数でどんちゃん騒ぎする、海賊の宴みたいな飲み会は苦手だと思うんです。
けっきょく、人それぞれってことですな。
今年も残り2ヶ月。
きたる飲み会シーズン、わたしもみなさまもほどほどに飲み会に参加しながら、自分を労わりつつ、頑張って乗り切っていきましょう。
今回はこんな感じ。おつかれサマー。
みなさま、よき飲みニュケーションライフをお過ごしください。