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NIMBYって知ってますか?
14日目。
今日もちょっと真面目に。
NIMBYとは?
NIUMBYとは、
“Not In My BackYard
(ウチの裏庭じゃなきゃね〜)”
という本音を表現したものです。
「必要なのはわかるよ。
わかるけど、何も私が住んでいる近くに作らなくても!」
という気持ちですね。
例えば、ゴミ処理施設や葬儀場・火葬場なんかをイメージしてもらえばわかりやすいかと思います。
生活を送る上で必要なのは理解できるし、
整備が必要なのもわかる。
でも、近くに建設されるのは“何となくイヤ”。
こういうものはたくさんあると思います。
人によっては、
ゴミ収集場が近くにあることだってイヤ、
飲食店が近くにあるのだってイヤ、
等という感情がうまれるかもしれません。
そう。
NIMBYは「主観性が強い感情」なのです。
社会的影響を鑑み、幅広い領域分野において、
“ゾーニング”は行われているものの、
公共性が強い分野においては中々NIMBYとの
折り合いがつかない、というのが悩ましいところです。
NIMBYを自覚しているかどうかが重要
上述の通り、NIMBYは「主観性が強い感情」なので、それ自体を否定するものではありません。
しかしながら、自身でそれを自覚することはとても重要です。
例えば、
「家の近くにゴミ処理場が建設されるのはなんとなくイヤ」
という命題に対して、
「建設に協力してくれれば〇〇年住民税を一部控除します」
「匂いが周辺に発生しないように処理施設を設計します」
「近隣の小学校と連携し、社会科見学の候補として協力することで社会貢献活動を果たします」
等の取り組みを実施することで、
近隣住民の感情的理解が得られるかもしれません。
個人レベルとしては、
「自身で抱いている感情が何に基づくものなのか」を明確にすることは自分を客観的に見つめることにもつながるので、ぜひ行っていただきたいと思います。
その結果、「何となくイヤなんだな」という
結論に至っても何も問題ではありません。
そこにあるのは、「何となくイヤだと感じる自分」という事実だけですので、それ以上でもそれ以下でもありません。
今後、自分の意見に反対してくる人がいたら、
「あぁ、、、多分NIMBYだな。。。」
と思えると、随分と気持ちが楽になると思いますよ笑
おにぎり紳士