創作の作業環境とOHIOの原則

24日目。
今日は募集中のお題とビジネスノウハウを組み合わせます。

作業環境の改善は能率の向上につながる

人によって好みがあるでしょうから、あくまでも
“私の場合は”という前提で記していきます。

私の場合は“一目で捉えられる範囲に全てが収まり、
かつ可能な限り広く面として使えること”を
重視しています。
現在私はL字型のPCデスクでデュアルモニタにて
仕事をしています。
流石にトリプルモニタにすると視野(約120°)内で
捉えきれないのでとりあえず2つでやっています。

在宅勤務をはじめ、リモートで仕事をされる方が
増えているかと思いますが、
人によってはちゃぶ台や市販のPCデスク等で
済ませている方も多いかと推察いたします。

しかしながら、作業環境と能率は一定程度まで
比例する
関係にありますので、
自身のパフォーマンスが最大限発揮される
環境を整備することはとても重要な論点です。

もちろん、環境整備にお金を出してくれるほど
優しい会社はそう無いので、
無理強いはできませんが。。。
(私は自腹で整備しました。。。)

正直一般的なオフィスで使われる
事務机は生産性としては最悪だと思います。

充てがわれているので使っている、
という方がほとんどでしょうか、
あの事務机を好んで使っている人がいるのであれば
教えて欲しいくらいです。
※個人の意見です。

何もりも自分が使いやすいようにイジれない、
というのは創作に関わらず著しく能率を下げる
要素の1つ
です。

しかしながら会社員であれば与えられた範囲の中で
最善を尽くすしかありません。

そんな状況でも明日から使えるビジネスノウハウの
御紹介をして本日の記事を締めたいと思います。

“OHIOの原則”のススメ

私の作業環境は“OHIOの原則”を最大限発揮できるように設計しました。

OHIOの原則とは、
Only Handle It Once
を短縮したものです。

「一度しか扱わない」
「その場で処理する」
といった考え方です。

ビジネスの場で最も時間を割く作業の1つに
“メールの確認・返信”があります。
まずはコレから適用することをおススメします。

具体的には、
・メールは一度しか読まない
・返信の必要があれば読んだ直後にすぐ返信する
・どの対応をするのか数分で決めて実行する

などです。

意外とやりがちなのが、
一度メールを読む
→大事そうな内容で返信の必要がありそうなので“未読”にして一度放置
→後で開いてもう一度読む、
などといった流れです。

メール受信件数の少ない業種や社会人経験が数年の頃はそれでも大丈夫かと思います。

しかしながら一般的な社会人の1日に受信する
メールの件数は100〜200とも言われています。

チリも積もれば〜と言ったやつです。

1つひとつに知らず知らずに時間は奪われ、あなたの能率を下げていってしまいます。

“OHIOの原則”のメリット

最後にOHIOの原則を導入することによるメリットをご紹介したく思います。

メリット① 信頼度が増す
メールの返信や仕事への取り掛かりが早い、
というだけで単純に相手からの信頼度が増します

最も相手に対し不信感を与える行為は
「認知しているのかどうかわからない」
という状態です。
内容にハッキリ回答していなくても、
明確な答えや解決策を持っていなくても、
とにかく早く処理する”ということは
信頼感につながる”のです。

メリット② 適度な緊張感が生まれる

“この瞬間に処理する必要がある”
と自分に対しプレッシャーをかけることで、
「後でやれば良い」という状態が許されず、
必然的に緊張感が生まれます
もちろん外圧によるものではないため、
緩めようと思えば緩められるものではありますが、
自身で設定したルールを自身で守る」というところに意義があり、能率の向上が図れます

メリット③ ビジネスツールへのアンテナが磨かれる

OHIOの原則はいわゆる「優先度を設定して
取り組む順番を決める」という考えとは
少々違う部分があります。
「優先度とか考える時間も惜しいので、
来た順で片っ端から片付けていく」と言った方が
イメージに近いかもしれません。

そうすると、多くの場合“パンク”します
場合によってはテンパっちゃうかもしれません。

でもそんな状態になると、
「もっと効率的な方法はないのか」
「もっと便利なツールがどこかにあるんじゃないのか?」
自分の頭で考えるようになります

ここが重要なのです。

正直、一般人が考えつくようなツールは
大抵の場合どこかに存在しています。

「私が考えるものはこの世にない!」と豪語される方は、ぜひ具現化して世に発表してみてください。
それこそビジネスの源泉かもしれませんし!

自分の頭で考え、探し、見つけ、
導入・試行錯誤し、評価する、
コレがビジネスの基本的なフローです。

コレは個人レベルでも、私生活でも同じです。

改善活動で別に失敗しても死ぬわけじゃなし。
得られる結果は“失敗”ではなく、
「うまくいかなかった方法が見つかった」
という事実
だけです。
悲観的になる必要などまったくありません。


すぐには難しいかもしれませんが、
せっかくなので少し見直しのきっかけにでも
なれば幸いです。


おにぎり紳士

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