あの時、あの人との思い出が私のいちばんの思い出
今は公衆衛生学という科目の授業中である。
演習課題が終わりを迎えたので、暇を持て余してnoteにたどり着いた。
なんとも、友人のいない人間だと、自分のことをそう思う。
何について書こうか悩んでいるが、この時間で書き終えるもの。
私の記憶について書こうと思う。
単刀直入に言うが、私の記憶は終わっている。
そう言えるのは理由があって、それは、幼少期の記憶が全くないからである。
周りの人間は、小さい頃にアンパンマンを見ていただとか、プリキュアがどうの、ディズニーだとか、ジブリを見て育ってきたという。
私にはその記憶がない。
アンパンマンは主要なキャラクターしか知らないし、プリキュアもふたりはプリキュアで記憶が止まっている。なんとか、「心の消しゴムで消しちゃお、メタモルフォーゼ」というワンフレーズだけ記憶があり、おそらく、よく見ていたのだと思うが、全くキャラクターの顔も名前も色も思い出せない。
検索をして、画像を見たとしても記憶をよみがえらすことはできないのだ。
こういうことを答えると、周囲の人間は
「じゃあ、ジブリ?ディズニー?プリンセスは誰が好きだった?ハリーポッター?」
と言ってくるが、ジブリは最近になってとなりのトトロを見たがそれ以外は千と千尋の神隠ししか知らない。観光地やショッピングモールによくあるジブリショップに好奇心を抱かないのだ。
ディズニーは強いていうならトイストーリーは新作を除いては全て見た。しかし、プリンセスについては分からないけれど、ディズニーのアトラクションすべてに楽しむことができる。自分は臨機応変な対応が良くできる人間であると思う。
ハリーポッターについては何も知らない。
なんとか、22年間生きてきたが、幼少期の記憶が思い出せずにすごく嫌になったことはなく、それほど生活に悪影響を感じてはいないが、話しについていけないのはなんだか嫌で、これまでの幼少期の思い出や記憶がある人間が羨ましいと感じる。
幼少期に好きだったアニメだったの主題歌を今でも覚えている人。
その話が、カラオケまでもっていかれて、私は楽しむことが出来なかった。
ジブリの新作の映画に誘われたけれど、興味を示すことができなく、その友人が違う人と映画に言っていた。ディズニー映画もハリーポッターも全部そうだ。
私に友人があまりいない理由はこれなのか。と思ったこともあるが、そのようなことはないのは分かっている。
記憶というキーワードで話しを展開していくとしたら、私は、一番楽しかった思い出をアップデートするのに時間がかかる。ここからは記憶イコール思い出として読んでほしい。
何をいっているのか自分でも分からないが、とりあえず時間がかかるのだ。
例えば、元カレと飲んだスタバが美味しかったらその思い出はスタバ史上、一番の思い出で現在の彼氏とスタバに行ったとしても以前の思い出が一番であるから、一番楽しかった、一番美味しかったという感情にはなれないのだ。
このような場面が多くあって。
仲のいい男女グループで行った、あの日のカラオケがカラオケ史上一番楽しかった。彼氏ともよくカラオケに行くが、その楽しかったという感情を超えたことはない。どんな人とカラオケに行ったってあのメンバーであの日に行ったカラオケが最高に一番の思い出なのだ。
場所やもの以外で、会話もそうなのである。
あの時、歯磨きをしながら会話した史上一番楽しかった、面白かったのは、あの人との会話で、今の彼氏ではない。
あの時、マンションの前から部屋まで向かっていた時にした会話史上一番楽しくて、ドキドキしたのは、あの人との会話だ。
この思い出に関する、私の頭は不器用でしょうもない。
一番を塗り替えなければ、あまり記憶に残らないのだ。
あの、史上最高で一番の思い出で止まっていしまっている。
全ての思い出を鮮明に記憶しておきたいけれど、それが私にはできない。
鮮明に残しておいて、その時を共にした人間と振り返って笑い合いたい。
ぱーてぃちゃんのすがちゃん最高No.1は毎日、日記をつけているらしい。
キーワードだけの日記を。
私も日記をつけて、記憶に残していきたいと思った。
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