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音楽くおどりべっと

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歌とピアノのデュオによる、クラシック音楽にまつわるあれやこれ。そして演奏会ごとの解説&裏話。
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記事一覧

書きこぼした曲

書きこぼしていた「浜辺の歌」「冬の星座」 「浜辺の歌」は子どもの頃に何故だか「二十四の瞳…

星から月へ

◀︎前曲 エウリディーチェを失って アリアの空気感をそのままに、二曲目もアリアを選曲して…

ミューズとクロノス

ミューズ=Museは、技芸・文芸・音楽など芸術を司るギリシア神話の女神。musikの語源。派生し…

はじまりは、ギリシャから

気づけば9月終わりに近づき(いつもこのパターン)、演奏会からゆうに3ヶ月近くが経過してしま…

ガニュメードに導かれ

プログラム最後に演奏したシューベルトの3曲 ミューズの子 ガニュメード 馭者クロノス 第6回…

萩の花咲く頃

台風の影響でお天気が愚図つきますね。。 あっという間に萩の花咲く季節に。 日本語の歌プロ…

月と星、そして神話

タイトル画像は綺麗に写されている夏の大三角形☆彡 夏子ちゃんが書いてくれた様に、日本の歌には「月」に関するものが多く「星」に関するものが少ない。 今よりも星は無数に見えていただろうに。多すぎて?いや、大らかさゆえ? 考えたこともなかった。 今回のプログラムを考え始めた時に、ここ数年の夏子ちゃんとのお喋りの中で、いつか月や星とギリシャ神話を絡めたコンサートをしたいねと話していたことを思い出しました。 確か初めの方にドヴォルザーク作曲ルサルカの“月に寄せる歌”を入れようって

日本の星のうた、すくなくない…?

今回テーマを「月、星、天体」に定めてプログラムを組み立てていた頃。 ぶつかったのが↑です…

きらきら星の元

7/7「星」のお題で選んだピアノソロ、モーツァルト作曲“きらきら星変奏曲”。 元は18世紀半…

7/7 コンサートを終えて☆彡

猛暑の中ご来場いただいた皆さまに、私からも御礼を申し上げます。 ご帰宅後、翌日以降皆さま…

ご来場ありがとうございました

7/7 旧前田家本邸洋館にて開催した 「Duo concert    ー夜空を彩る月と星のものがたりー」 …

7月7日 夜空を彩る星々のものがたり

七夕の日にソプラノ夏子ちゃんとのデュオコンサートを行います☆彡 昼間直視出来ない太陽の光…

もう豆をまいている・・・演奏後記

お正月、節分、桃の節句、、、と月ごとに思い浮かぶ季節の行事。 12月はクリスマス。いつの間…

逆さの伏線

2月目前。考え事をしながらあっという間に過ぎてしまいました。 逆再生。 ひと通り最後までオペラを聴いてみると、序曲にこんなにも伏線が張られていたなんて!と気付き、もう一度序曲を聴いてみたくなる。 後から分かった事ですが、フンパーディンクも“ヘンゼルとグレーテル”全曲の中で序曲を一番最後に作曲したのだそう! やっぱり〜♪ なんて思ってしまいました。 物語の起承転結、確かに『起』から順番に書く決まりはなく。その作曲家によっても作品によっても違うのでしょうね。 夏子ちゃん