立方体の切断「立方体の同一平面上に2点が指定されていない場合、”2点の直線”と”それ以外の1点が存在する立方体平面”との交点を考える。作図はその2点をその立方体平面へ投射した直線を利用する。」
オンライン家庭教師やっています。
ご興味がおありでしたら、
①以下のホームページへアクセス、
https://man2man.jp/service/ワンセンテンス算数の算数(マンツーマン)/
②ユーザー登録(ユーザー登録はこちらから)ののち、
③上記ホームページの下の方に私宛のメッセージ機能(STEP1として「ワンセンテンス算数さんにメッセージを送る」というボタン)がありますので、そちらからお問い合わせください。
数回前より、立方体の切断について学習していますが、前回は少し脱線して断頭柱体の体積の求め方を説明しました。今回は、また立方体の切断に戻ります。
既に説明しましたが、立方体の切断の問題の解き方には原則的なパターンがあって、
①立方体の同一平面上にある2点を直線で結ぶ
②その直線と平行な直線を、向かい合う立方体の平面上にある3点めの点からひく
③それら直線の延長と立方体の辺の延長との交点を考える
というものでした。
①だけで答えがでるもの、②までで答えがでるもの、③までで答えがでるもの、と様々です。
ただ、例外的に、立方体の同一平面上に2点が指定されていない、という問題設定が考えられます。以下の問題を考えてみてください。
問題
立方体ABCDーEFGHがあります。辺AB上に点P、辺DH上に点Q、辺FG上に点Rがあり、この立方体を点P、Q、Rを通る平面で切断しました。このときの切断面を作図しなさい。
いままでの立方体の切断の問題は、すべてそのとっかかりとして
①立方体の同一平面上にある2点を直線で結ぶ
ことからはじめましたが、この問題ではそれができません。
どうしましょうか。
少し考えてみてください。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?