【雑談力】好かれる人の話し方
雑談力を高めることで、仕事もプライベートも上手くいきますよね。
雑談力がある人、好かれる人の話し方・聞き方の基本的な特徴のごく一部をまとめてみます。
■ 相手軸でコミュニケーションを取る
好かれる人は、相手軸でコミュニケーションを取ります。
常に相手を主役にし、相手の重要人物視されたいという欲求を満たします。
自分は主役を引き立てる助演に徹します。
自分がシュートを打つことはせず、常に絶妙なアシストをし続けます。
間違っても相手のボールを奪って自分がゴールを狙いに行くようなことはしないようにしましょう。
相手の会話を盗み、自分の話をする人のことを『会話泥棒』といいます。
■ 第一声で「会えて嬉しい」と言う
好かれる人は、相手に会えて嬉しいと言います。
会えた嬉しさを表現するのが特別上手な動物がいます。
犬です🐶
犬は好きな人に会ったら全力で尻尾を振り、愛想を振り撒き、身体全体を使って『会えて嬉しい』ということを表現します。
かわいいですね〜。
そのかわいさ、人懐っこさに魅力を感じ、時代を問わず世界中の多くの人が犬を好きになります。
商談でもデートでも、一流は恥ずかしがらずに「会えて嬉しい」とはっきり言います。
「はじめまして!やっとお会いできました!お会いできて嬉しいです!」
「ご無沙汰しております。お会いできて嬉しいです!」
「あなたに会えて嬉しい」と言われて、嫌な気分になる人はいないですよね。
犬を見習っていきましょう。
ちなみに会って最初の話題で天気の話をする人は二流だと思っています。
天候や気温は、確実にお互い共通の話題ですし、失敗が少ないため使いやすいんですよね。
ただ天気の話は、話していて楽しいわけではないですし、本題への展開がやや強引になってしまいます。
■ 相手に興味を持つ
好かれる人は、相手に興味を持ち、相手の関心事について話をします。
相手の興味の無いことや望んでいないことを話す…
イコール自分が話したいことだけを話すのは三流です。
相手の関心事を探るのに簡単で効果的なのは、休日の話題です。
「この前の休日は何をされたんですか?」
「次のお休みは何をされるご予定ですか?」
休日の話題を振り、返答がきたらさらに会話を拡大していきます。
5W1Hを意識して、会話を広げます。
「先週はゴルフに行ったんだよ」
・どちらのゴルフ場に行かれたんですか?
・どんなメンバーで行かれたんですか?
・どのようにして行かれたんですか?
・プレーはどうでしたか?
共通点があれば会話を盛り上げていきましょう。
ただしくれぐれも会話泥棒には要注意です。
マウントを取らないようにもしましょう。
尋問のような聞き方にならないように気をつけてください。
▼
「差し支えなければ」
「お伺いしてよろしいでしょうか」
などのクッション言葉を適切に使いましょう。
また相手にとって有益な話題(相手が聞きたくなる話題)を提供することができれば超一流です。
■ 知っていることをさらに知ろうとする
好かれる人は、自分が知っていることでもさらに知ろうとします。
「聞いたことあるけど、もっと教えてもらいたい!」というマインドでいましょう。
基本的に人は話すことが好きで、特に自分が知っていることを人に教えるのが大好きです。
ただ自分軸で会話をする人は、馬鹿だと思われたくない、知識豊富だと思われたい…こう思います。
自分が知っている話題になった際、「知っている」ということをアピールし、戦闘体制になります。
戦闘体制の人より、教えてください!という姿勢の人と話す方が気持ち良いですよね。
「そうですよね」ではなく、
「そうなんですね!」
「そこまでは知らなかったです!」
「勉強になります!」
という言葉を使い、相手からたくさん教えてもらいましょう。
■ 8割話してもらう
好かれる人は、相手に話をさせます。
会話の8割は相手が話している状態にしましょう。
5W1Hや、拡張話法(感嘆→反復→共感→称賛→質問)を駆使すれば、相手が気持ち良く話してくれます。
自分は聞き役に徹しましょう。
相手の話を聞く/聴く/訊くことが出来る人は、また会いたくなります。好かれます。
会話泥棒とは会いたくなりません。
「今度の休みは釣りに行く予定なんだ」
↓
「釣りですか!私も釣りが好きです!先週は海にいきまして〜〜〜」
相手の話を奪い、自分ばかりが話す。
なんてことにならないよう気をつけましょう。
いかがでしょうか。
どれも基本的なことです。
しかし、できていない人が本当に多い。
ビジネスでもプライベートでも、人とコミュニケーションを取る場面では大切なことです。
好かれる人になって、成功を掴みとりましょう!
▼『拡張話法』