【説明】相手軸で考えるということ【営業】
自分軸とは『自分がどう思われたいか』『自分が何を話したいか』を第一に考えてコミュニケーションを取ってしまうことです。
仕事でも家庭でも恋愛でも交友関係でも大切なのは『相手を思いやること』。
『相手軸で考える』ということについて考えてみます。
■ 『自分のことが大好き』を自覚する
まずは悪い意味で『自分のことが大好き』であることを自覚し認めることです。そしてそれをやめること。
無意識な時もあります。
相手の話を聞くことが苦手な方や話を聞いてないと言われたことがある方、とにかく自分の話たいことばかり話してしまう方は、悪い意味で『自分のことが大好き』である可能性があります。
■ 相手の質問に的確に答える
相手の質問に的確に答えましょう。
『的確』とは、100点の答えをするということではありません。
◯のことについて聞かれたら、◯について答えるということです。
当たり前のことですが、会話の場面だと意外とできないことがあります。
□や△について話さず、まずは相手が求めている◯について答えることを意識しましょう。
そして相手の質問の意図をよく考えましょう。
もし意図が掴めなければ聞いてみましょう。
(聞けそうであれば)
自分の思い込みで答えると失敗することがあります。
質問に的確に答えられないと、相手から「話聞いてないな」「真剣じゃないな」「私に興味ないな」と思われてしまいます。
■ 相手のためにインプットする
お客様に営業をするとき、上司に報告をするとき、大切な人と旅行の計画を立てるとき…
新たな知識や情報をインプットすると思います。
その際、相手のためにインプットすることが大切です。
相手が何を知りたいのか、相手にとって何がメリットになるのかを考えて、相手目線での準備をしましょう。
自分がどう思われたいかより、相手の要望に応えることを優先し、目的を持って知識・情報をインプットしましょう。
■ 得た知識・情報は『名前を付けて保存』する
ただ闇雲にインプットしては意味がありません。
『相手のため』という目的を持ちましょう。
そして得た知識・情報は、しっかりと整理します。
丁寧にフォルダを分け『名前を付けて保存』するイメージです。
とにかく『相手のために』を意識し、相手のことを考えないと成長できません。
総じて大切なことは『相手のために』です。
相手に興味を持つことです。
私自身、人に興味がないよねと言われます。
相手の話を傾聴せず右から左に流してしまっていました。
恥ずかしい話、妻から指摘されるまで自分が相手の話を聞いていないことに気付けませんでした。
コミュニケーションの基本は、相手に興味を持ち、話を聴くこと。
頭ではわかっていますが、まるでできていませんでした。
自分軸で生きることが全く悪いとは思いませんが、
公私共『相手のために』を心がけて成長していきます。
今日もありがとうございました。