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ヨーグルトを食べると野菜の吸収が高まる!?

こんにちは、おなかラクト若井です。

先日、「ヨーグルトに野菜の栄養素の吸収率高める効果…乳酸菌が作る成分の作用で最大6・5倍に」という記事を読んでおもしろかったのでご紹介いたします。

明治さんが、京都大学と発表した研究で、ヨーグルトが野菜の機能成分であるカロテノイドの吸収を促進することを明らかにしたと発表しました。
出典:Morifuji et al. Am J Clin Nutr 2020;111:903–914.

カロテノイドとは?

厚労省のサイトでは、以下のように定義されていますが、

動植物に広く存在する黄色または赤色の色素。
代表的なものとしては、β-カロテンやリコピン、ルテインやアスタキサンチンがあります。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-007.html

これでも難しいので、もっと簡単に申し上げると、

緑黄色野菜!赤色と黄色の野菜やくだもの!に多く入っているやつです!!

色のついた野菜や、マンゴー、すいか、柑橘類、海藻、えび・かになどに多く含まれています。

但し、カロテノイドの吸収効率は悪いので、全部が体に取り込まれるわけではないのです。

しかし、今回の結果からヨーグルトと野菜を一緒に摂取すると、野菜の栄養をたくさん取り込める可能性があるということがわかりました。

今回は明治さんのL. delbrueckii subsp. bulgaricus OLL1251およびS. thermophilus OLS3290という2つの菌での結果ですが、EPSは発酵乳に含まれるヨーグルトであれば産生するものがありますので、他の菌でも同様の可能性はあるかと思います。

今後、様々な菌でも検証が広がるといいなと思います!

何より、柑橘類にヨーグルトかけて食べると美味しいので、是非お試しください(笑)



おなかラクトの記事では、日々皆さんに有益な情報を、腸活・菌活の観点から発信していきます。

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