商標を調べてみると、自治体の魅力が意外と分かるよ。【そうだ SAGA、行こう。#7】
商標。
ビジネスをする上でブランド名や活動などを侵害されないためにも、重要な登録です。
自治体なども積極的に商標を登録していて、
例えば、都道府県のマークなども商標登録されています。
佐賀県のシンボルマークも、もちろんされてます。
出願人は、佐賀県。
出願日は1992/03/05。登録日は1994/06/29。
シンボルマークには、自然や人の和の豊かさを表しているようです。
ちなみに、東京都の出願日は1989/09/18。登録日は
1993/01/29なので、1990年前後で自治体がロゴの登録に動いた状況にあったと推測されますね。
自治体が出願人の商標は結構あって、どんな商標申請がされているのかを見てみると、自治体がどんな領域にチカラを入れているかがつかめます。
例えば、佐賀県が申請している商標申請案件の中には、こんなロゴがあります。
商標は、「SAGA/BAR」。
2022/06/13に出願申請をだしています。
商標は商標をカバーする商品区分というのがあります。世の中全てに、その商標の権利があるわけではなく、特定の領域を申請する時に決めて申請するのが一般的です。
「SAGA/BAR」の商品区分は2つの領域で、
小売店での販売や、飲食店・宿泊施設での提供での区分で商標をとっています。
他にも、「The SAGA」
佐賀県原産地呼称管理制度は、2014年に制定されているようです。
管理制度の条文には、その認定基準が明記されていて、下記基準を設けています。
春と秋に認定会があるようですが、例年春の方が出品が多く、昨年のThe SAGA認定酒はこちら。
僕が住んでいた唐津の近くには、小松酒造という酒蔵さんがあり、「万齢」が認定酒に選ばれてます。
「小松酒造」さんは、江戸末期の創業ですが、現在の杜氏の小松さんが東京に出て佐賀に戻ってきた時は廃業を待つ状態だったところを、見事に復活をされ、現在は様々な賞も獲得するまでになっています。
まだまだ東京での知名度は低いかもしれませんが、蔵開きには、食通の福岡からも大量に人が押し寄せ、蔵に入るまで列をなすほどです。
佐賀だけでなく、九州には様々な酒蔵さんが蔵開きを大々的にやっているので、蔵開きのタイミングと合わせて、九州旅行を組んでみると、いつものお酒シーンがもっと楽しくなりますよ。
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