#久保建英
大卒の三笘薫〔25)と高卒の久保建英(21)。4学年差の両者に見る、大卒選手が急増する日本の問題点
ブライトンはプレミアで現在8位。勝ち点は52だ。5位で勝ち点54のトッテナムホットスパーより消化試合が2試合少ないので、実際の順位はもう少し上である可能性がある。チャンピオンズリーグ(CL)出場(4位以内)は難しそうだが、ヨーロッパリーグ(EL)出場は見えている。
UEFAランキングで首位を行くプレミアに対して、スペインリーグ(ラ・リーガ)は2位だ。そこでレアル・ソシエは、現在5位のビジャレ
「久保建英」に学べ。慎重さが求められる少年選手の報じ方
久保建英が正念場を迎えている。今季途中、マジョルカの監督にハビエル・アギーレが就任したとき、その出場機会は増すと思われた。日本代表監督を半年間、務めた経験があるアギーレに、スペインでよく見かける日本人選手への偏見はないはずだ。久保にとって歓迎すべき監督であるかと思われた。
ところがアギーレ就任以降、久保の先発は8戦中わずか2試合に終わる。ルイス・ガルシア・プラザ前監督時代より出場機会を大きく
コメント力の高いアギーレの久保評を耳にすると、日本代表監督復帰を願いたくなる
マジョルカは先月末、降格の危機にあるチームの立て直しを図るため、ルイス・ガルシア・プラザ監督を解任。後任にバスク系のメキシコ人、ハビエル・アギーレを迎えた。
チームには日本人が期待する久保建英がいる。元日本代表監督が、日本メディアにサービス精神を発揮したとしても不思議はない。現地から送られてくる監督の久保評は確実に増えている。日本のメディアにとっては歓迎すべき話である。久保が、ページビューが
久保建英に傾けたくなる現実的な視線
レンタル元であるレアル・マドリー戦。久保建英は先発出場を飾ったものの、前半の終わりに故障したようで、ハーフタイムでピッチを後にすることになった。しかし、この怪我がなかったとしても、後半早々に交代の憂き目に遭っていたのではないか。前半45分間のプレーを評価するならば、10点満点で6点に届かない低調な出来映えだった。レアル・マドリー復帰に向け、存在をアピールするまたとない好機だったが、それはまた一歩
もっとみる久保建英。「フィジカル面の改善」より重要なチェックポイント。目指すはチャナティップ
フィジカル。サッカー界で最近、頻繁に使用されている外来語を挙げるならば、この言葉が一番ではないか。とりわけ好んで使用しているのはテレビに出てくる解説者。指導者講習会等で普通に使われているのだろう。実況アナ氏も、それにつられるように一緒になってフィジカルを使う。影響力の強い人が発すれば、流行が広がるのは当然だ。ネットの記事でも頻繁に見かける。見出しやタイトルにまで使われる。フィジカルを見聞きしない
もっとみる久保建英に望まれる「トップ下幻想」からの脱却
右ウイング、左ウイング、真ん中(トップ下)。たとえば4-2-「3」-1なら、「3」のどこでもできる多機能性が、久保建英の魅力の一つだ。それがなければ、出場機会はその分、減っていた可能性が高い。多機能性が久保の成長を後押ししている印象だ。
その中でも一番やりたいポジションについて久保は、何日か前にWOWOWで放送された、彼自身の特集番組の中で、こう述べていた。
「トップ下」。
しかし、一
久保建英。目指すべきは左右両刀遣いの強シューター
レンタル移籍先がビジャレアルからヘタフェに移った久保建英。1月11日に行われたエルチェ戦がデビュー戦となった。登場したのは後半19分で、ポジションは右ウイングというかサイドハーフだった。評価するならば、10段階で6.5と言いたくなる、上々のプレーを披露した。
昨季プレーしたマジョルカは2部に降格。今季移籍したビジャレアルは現在4位と、チャンピオンズリーグ出場圏内を堅持する。そして年明けに移籍
久保建英。右足を鍛え「両利き」のアタッカーを目指せ
日本サッカー界にとって、ここ最近で一番、喜ばしいニュースは、レアル・マドリード戦で魅せた久保建英(マジョルカ)のプレーだろう。
6月24日。ソン・モッシュで行われたこの一戦。ハイライトは後半17分に訪れた。
相手陣内に入ったところで、ガーナ代表歴のあるMFイドリス・ババから横パスを受けた久保は、2、3歩ドリブルを交えながら、スペイン人の右ウイングバック、ポソの鼻先にパスを送ろうとした。こ