正直、昔の映画って難しくないですか。
今回はYouTuber風のサムネにしてみました。楽しんでいってね~。
昔の映画って難しい
新型ウイルスの影響で、家で過ごす時間が増えました。それによって、映画を観ることが増えたという方も多いと思います。
僕もそのうちの一人で、一日一本は映画を鑑賞するようになりました。
僕はエンタメ作品もよく観ますが、いわゆる「名作」映画や古典的作品を鑑賞することが多くあります。
「さすが名作、よくできてるなあ」と思うことは多いのですが、それと同じくらい、思うことがあります。
昔の映画、むずくね?
こう思うのは、僕だけじゃないはずです。たぶん……。
冒頭から何が起こっているのかわからなくて、そのまま2時間が過ぎていく。結局、登場人物の顔すら見分けることが出来ず、鑑賞後にWikipediaであらすじを読んで納得する。
これ結構「映画あるある」だと思うんですよね。でも、なぜか、それを口に出して主張する人はいません。
言ったら殺される呪いでもかけられているのでしょうか。単純に恥ずかしいだけ? それとも、みんな難しい映画も理解しているのでしょうか。
まあ、いずれにせよ、あまり話題にされないテーマですので、今回はこれについて議論を進めていきます。
なぜ、昔の映画は難しいのか。
なぜ、昔の映画は難しいのか。これについて考えてみました。長々と書くとお互いにしんどいので、箇条書きでいきま~す。
・文化背景がわからない
その時代や地域によって「当たり前」は異なります。事前知識が無ければ、置いてきぼりにされてしまいますよね。
・登場人物を忘れる
ばかげているようで、結構共感できる人が多いはずです。そもそも人間は外国人の顔を覚えるのが苦手ですし、名前も1回聞いただけじゃ覚えられません。1度に5人とか出てくると最悪です。
・ストーリーが早い/構成が複雑
展開が早すぎて整理が追い付かなかったり、構成が複雑で頭が混乱したり、ということがあります。ちょっと特殊ですけど『AKIRA』とか『ヱヴァンゲリヲン』とか。何言ってんのか全然わかんないです。
・技術不足
めちゃ昔の白黒映画とかでは、ありがちです。技術不足って言うと語弊がありますが、黎明期の作品はテンポが悪かったり、視点が固定されていたりということがしばしばです。
・眠くなる
寝ろ。
と、まあ、こんな感じでしょうか。映画がわからなく理由は沢山あると思います。ですが、名作といわれる作品ほど、「こんなこと言ったらバカにされそう」と思ってしまい、なかなか言い出せないものですよね。
無理をしてまで観るものか?
映画鑑賞をするうえで、それぞれに悩みを抱えているとは思うのですが、僕はついつい思ってしまうことがあります。
どうして辛いのに、観てるんだろう?
映画関係者の方ならともかく、多くの人は娯楽として映画を楽しんでいると思います。それなのに、どうしてわざわざ辛い思いをしてまで難しい映画を観るのでしょうか。
教養を深めたいため、観ているうちにわかるものがある……etc.
いろいろ理由はあると思います。難しい映画ってなぜか観ちゃいますよね。よくわからなかった映画を後でネットで調べて理解して「あれは名作だった!」なんて吹聴することもあると思います。
ですが、わからないものは「わからない」と言ってもいいのではないでしょうか。
どんなに映画の理解が苦手な方にも「好きな映画」はあると思います。
映画鑑賞を娯楽とするのであれば、無理せず、好きな映画を鑑賞しても良いのではないでしょうか。
好きでもないのに、好きって言ってると、本当に好きなものがわからなくなりますよ。(うるせーよ)
具体的解決方法
とは言え、今日まで難しい映画をなんとか観てきた皆さんであれば、そう簡単にその習慣を変えることはできないと思います。
そのため、難しい映画を理解する具体的な方法を考えました。今回も例によって箇条書きでいきますよ~ん。
・事前にあらすじを読んでいく
オペラとかであれば、事前にストーリーを頭に入れてから鑑賞するというのが当たり前のようです。ストーリーを知っていれば、丁寧に鑑賞することもできますよね。ネタバレという最大のデメリットがありますが。
・一時停止して、話を整理する
家で鑑賞でだけ使えるテクニックです。多少時間は掛かってしまいますが、逐一話を整理していけば、置いてきぼりになることもないのではないでしょうか。
・予備知識をつけていく
これ結構大事だと思います。歴史系の映画であれば「え、これくらい知ってるっしょ?」という前提で話が進んでいくことが多くあります。
そんなん、もう忘れてんだわ、って感じですよね。プンプン。仕方ないので、中学校の教科書なんかで、物語に関わる歴史をざーっと学びましょう。
あとは、ジャンルごとに「おやくそく」などパターンがある場合もあります。SFなどであれば、特にそうです。この場合は、似た作品で、少し易しめのものに触れればよいのではないでしょうか。
こんな感じですかね。ふだん、あまり議論されない話題について取り上げてみました。共感していただけると光栄です。
今回は、このへんで締めましょうかね。最後までお読みいただきありがとうございました! 「スキ」やフォローをしていただけると、とても喜びます。
あでぃおーす。