繊細さんが上司になった話。
こんにちは。めがねびとです。
今回は、人間関係特に上下関係についてお話ししたいと思います。
私は、職場では責任ある立場です。いわゆる『長』というやつです。
イメージするのであれば「支店長」のような立場で、その現場での運営、管理を任されている立場です。
私は繊細さん(HSP)なので、上司にはあまり向いていないタイプだと思います。
例えば、スタッフを指導、教育することや、仕事を割り与えるのが、下手です。
気を遣ってしまうのです。
支店長になってから、約1年半が経過し、少しづつできるようになってきましたが、支店長になりたての頃は、かなり苦労しました。
嫌われたくない
頼み事をした時、嫌がられたらどうしよう。
などなど、怖くて、支店長としての仕事が辛く、職場での孤独を感じていました。
振り返れば、横のつながり(友人同士)であったとしても、うまく自分の意志を伝えられなかったり、交渉ができない私でした。
そして、社会人になり、上司ができてからも、単に上司の言われるがまま、仕事を全うしてきました。これは部下として当然だと思っていますが、その中で私の気持ちを話すことが出来ずにいました。
そして、今は、部下ができました。
なんという事でしょう(ビフォーアフター風)。。
人間関係でさらに難しいところに立たされてしまいました。
友達関係でも本心を隠してきた私にとって、部下をまとめることは超難関。
まるで赤ちゃんがハーバード大学を受けるようなものでした。
本当に、自分より年下の世代の違う子たちをまとめるのは、これまた大変、、、。
というよりは、「嫌われたくない」の気持ちと、「職場をまとめないと!(頑張れ自分)」という気持ちの間で頭の中はいつもパニックでした。
そして、本当に、今日の事だけれども。
部下を指導しなければならない状況になった。
私はこの指導を振り返って、この指導の仕方で良かったのだろうか?と繰り返し反芻する。
いや、後悔はしていないけどね。
その子と私との間に溝を作ってしまったかもしれない。
でも、何よりも思うのは。「私の言い方で、思いは伝わったのか?」ということと、「相手のことを思って指導したのか?」ということ。
私のためでなく、相手のための指導であったのか?
その視点から考えると、それは違ったように思う。
「上司だから、指導しなければならない。分からせないといけない。」という『私の』気持ちで指導したように思う。
そう、そう思うのは当然だと思うのだが、その「私の」気持ちは横に置いておいて。
「この子がさらに良いチームメンバーになるよう、この子のために」指導する気持ちが欠けていたように思う。
職場でのいざござ、人間関係の軋轢の中で、正しい判断ができないこともあるだろう。
でも、次回はそのことを忘れずに、指導したいと思う。
このことを気づかせてくれたあの子に感謝だな。