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『山奥ニートやってます。』を読んで     石井あらた 著

うつ病で休職になって、もう職場に戻れないかも、仕事辞めてしばらく低コスト生活でもしようかと妄想をしながら手に取ってみた。

石井あらたさんが運営するNPO(ニート・引きこもりの社会復帰支援)で
和歌山の過疎集落でニート15人で暮らしている。
現在は結婚して名古屋にいるとか。

一人当たりの生活費は18000円/月

都内の駐車場代より安いのではないか!

内訳は
食費   9000円
住居費     0円 ※小学校の廃校のため
電気代  4147円 
ガス代  1229円
上下水道代 254円 ※山から水を引いてるので無料、年2回バキュームカー
交通費  1500円 ※ガソリン代をみんなで割る
通信費   263円
交際費     0円
ということで、税金も含めて多くても年30万稼げば生活できるみたいだ。
※お菓子や嗜好品は含められない

仕事は?

林業、測量、梅の収穫、文字起こし、キャンプ場のバイトなど単発ながら仕事で生活。

最低限の生活費を稼いであとは山奥でネット、ゲーム、仲間とボードゲーム、映画鑑賞、自然と触れ合う、BBQなど楽しそう。人生の一時期を長期休み的な感じで過ごすのはありかなと思う。山奥ニートをして心身共に充電できたら再び街へ戻るみたいな。

著者は同じ属性、ニート達を集めて自らが生きやすいコミュニティを作っている。自分も何か、生きやすくなるコミュニティを自分の手で作りたいなとは思っているがさてどうしよう。休職中に少しでも一歩前に進めたらいいのだが。。。




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