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詩のようなもの

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記事一覧

魂は何グラムだろう

上手く人と関われないあなたを 未熟な子どもだと笑った人がいた あなたはあなたを笑わなかっ…

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4か月前
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15歳の亡霊

好きな四字熟語を聞かれた三者面談 一期一会ですと答えたわたしはニセモノになった ほんとに…

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7か月前
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安心して眠るまで

たとえば顔だけ笑ってる少女 欲しいものは違っても 何もないよりはマシだからと 暴力を欲した…

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7か月前
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Girl in the Room

小さな部屋の女の子 ひとり生きてた女の子 カーテンも閉めた暗い部屋で 朝か夜かもわからな…

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11か月前
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忘れないで

あの日あなたが公園で声をかけたあの子は困ってる人を助ける立派な警察官になったよ あの日あ…

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11か月前
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あなただけの隠れ家と天国

あなたが好きなのは お気に入りの人と過ごす静かで安全な時間 あなたが苦手なのは 大勢の人…

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1年前
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ぼくの故郷はきっと

ぼくのやること なすこと すべてを愛おしいと言う。 ぼくのやること なすこと すべてをかわいいと言う。 ぼくの故郷には その人がいる。 モゴモゴ湧いてくる故郷の記憶から その人が呼んでいる。 ぼくの故郷はきっと 光だけのセカイ。 赤ちゃんが初めて笑ったときに放つ光 そんな儚く美しい光だけで作られた 光だけのセカイ。 だけど、 光だけのセカイに 光という概念はなく 光だけのセカイに 光は存在しなかった。 光だけのセカイで 光を光だと知る人は

あああああ

5才の夜 公園で 流れ星をみた 咄嗟に口からでた願い事 「わたしを自由にしてください」 …

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2年前
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今日も木星は爆発しなかった

月曜日 今日も木星は爆発しなかった それ以外は、どうでもいいね。 火曜日 たっぷりの時間…

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2年前
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