パリのソルドで見つける掘り出し物!押さえておきたいセールの極意
ソルドとは?フランスの魅力的な年2回の特別セール
ソルドの基礎知識:歴史と目的
ソルド(Soldes)は、フランスで毎年冬と夏の2回開催される政府公認の大規模バーゲンセールです。
ソルドの主要な目的は、店舗が商品在庫を効率的に処分すること、さらには消費者が手頃な価格で商品を購入できる機会を提供することにあります。この特別セールは法律で環境が整備されており、公正な価格設定を保証しながら、多くの方に人気の買い物イベントとして親しまれています。
国が認定してるバーゲンセールって面白い…!
私の購入品も含めて、ソルドの中身を大公開している記事もあるので、良ければ参考にしてください↓
ソルド期間とその法的ルール
ソルドはフランス政府が定めた厳格な法的ルールに基づいて運営されています。冬のソルドは1月第2水曜日から始まり、夏のソルドは6月最終水曜日を基準としてスタートします。それぞれの開催期間は5週間と定められており、その間は在庫整理を主目的とした商品が割引価格で販売です。
また、ソルドの商品には開始前から販売されていたものであること、再仕入れされたものでないことが求められます。さらに、元の価格、割引後の価格、割引率を明記することが義務となっており、違反すると厳しい罰則が科せられる仕組みになっています。
なので、各店舗ソルドの商品は陳列がかなり見やすかったです。
ソルドの割引率とその魅力
ソルドの魅力のひとつは、段階的な割引率の上昇にあります。セール開始直後は多くの商品が30〜50%引きで販売され、最終的には70%引きや、場合によっては90%引きまでになることもあるとか。
この段階的割引は「Première démarque」(最初の値下げ)、「Deuxième démarque」(2回目の値下げ)、「Dernière démarque」(最終価格)と呼ばれ、それぞれ異なるタイミングでお得感を味わえる仕組みになっています。人気商品は早い段階で売り切れることが多いため、欲しい商品がある場合は、計画的にショッピングを始めることが大切です。
私たちは1月第3水曜日あたりからパリに行ったので、ソルドが始まって1週間経った頃位に行きました。
なぜソルドがフランス人に愛されるのか
ソルドがフランス人に愛される理由は、何といってもその生活に密着した存在だからです。特にファッションに敏感なフランス人にとって、ソルドは高品質な製品を手頃な価格で手に入れる絶好の機会として魅力的です。また、法律に基づいた透明性のある運営によって、買い物を安心して楽しむことができる点も支持されている理由のひとつです。さらに、値引きの過程そのものが「お得な掘り出し物を見つける」という宝探しのような楽しさを提供し、ショッピングをより特別な体験にしています。このような点から、ソルドはフランス文化の一部として多くの人々に親しまれています。
パリで効率的にショッピング!注目すべきエリアと店舗
主要ショッピングエリア:定番から最新スポットまで
フランスのソルドで効率的に買い物を楽しむには、まずパリの主要なショッピングエリアを把握することが大切です。意外と広いパリには、それぞれの特徴を持つエリアが点在しています。たとえば、シャンゼリゼ通りは世界的に有名な高級ブランド店や旗艦店が揃い、観光客にも人気のスポットです。
私たちはギャラリーラファイエットや、プランタンなど有名百貨店はもちろん、1区のコンコルド広場に近いホテルに滞在していたので、周りに有名ブランドの路面店が沢山あり、各ショップにもよく訪問しました。
このデパートと路面店の違いは後で記載します。
デパートで探す掘り出し物!おすすめの店舗
パリのデパートはソルド時期になると、普段は手が届かないようなアイテムが割引価格で手に入る掘り出し物の宝庫となります。有名な百貨店といえば、「ギャラリー・ラファイエット」や「プランタン」が挙げられます。
これらのデパートでは、高級ブランドから手ごろな価格のアイテムまで幅広く取り揃えており、一度の訪問で効率的に買い物ができます。
百貨店内も沢山セールしていました。
小さなブティックの楽しみ方
大規模なデパートのほかに、小さなブティックで探す買い物もソルドならではの楽しみの一つです。
マレ地区にも行ったのですが、個人店の商品もソルドをしていました。50%オフとかが当たり前にあるので、気に入ったものがあればかなりお得です。
アウトレットでさらにお得に買い物を
より一層お得にショッピングを楽しむなら、パリ郊外にあるアウトレットモールも見逃せません。特に「ラ・ヴァレ・ヴィレッジ」は、デザイナーズブランドの商品が大幅な割引価格で手に入ることで人気です。普段は高額で手に入らないアイテムも、ソルドとアウトレットの組み合わせによって破格値で購入できる可能性があります。
アウトレット内もソルドを開催していました!アウトレット価格からさらに30%オフとかになっていたので、本当にすごい!!!
【店頭価格】【アウトレット価格】が並んでいて、そこからシールが付いているものはソルド対象。シールの色によって値引き率は変わる。みたいなのが多かったです。
行った時はMaxMaraのダウンやコートの品揃えが凄い良くて、テンション上がりまくり。
日本ではなかなか買えないブランドが安く購入できるのは、嬉しいですよね。
最大限お得に!ソルド攻略のポイントと注意点
効率的にセールを回るための計画
フランスのソルドで効率的に買い物を楽しむためには、事前の計画が成功の鍵。まず、どの店舗で何を購入するかをリストアップすることをおすすめします。特に人気の高いアイテムやブランドは早めに売り切れることが多いので、注目商品をあらかじめ調べておきましょう。
行ってみた感想ですが、ざっくり行っても、お目当てに出会うことは少ない気がしました。
確かにヨーロッパの品物は、日本より定価が安く、ソルドになるし、免税もできるので、結果安いのですが、円安の影響もあり…爆安!ということもない。
「気に入りのブランド」「これがほしい!」という狙いを定めて行くと、効率良いです。
狙うべきブランドとその特徴
フランスのソルドでは、選択と集中がポイントです。まず、定評のあるフランスブランドは見逃せません。
わたしはALEXANDRE DE PARISに行きたかったので、計2回1区の路面店に訪問しました。
ここのソルドはめちゃくちゃ良かった!!!(日本人沢山いました)
あとALEXANDRE DE PARISソルド品は補充されるので、興味ある方は毎回行くのがおすすめです。
1回目行った時は夜だったのですが、次の日の昼に訪問すると品数が増えていました。
百貨店か路面店か
これが私的大発見だったのですが、結論ソルドは路面店がおすすめです。
というのも、これもALEXANDRE DE PARISの話なのですが、ソルドになっている同じ商品でも定価から、百貨店は30%オフで路面店は40%だったんです。
え!!そうなんだ~!と驚き。
確かに百貨店の方が、一度に色々見れて効率は良いのですが、狙いのお店に行った方が安い可能性があります。
また品数も路面店の方が多いケースが多かったので、「狙いを絞って路面店に行く」が1番良いです。
ソルドをもっと楽しむための旅行計画
ソルドに合わせたベストな訪問時期
ソルドはフランスの魅力的なショッピングイベントであり、その訪問時期を計画することが成功の鍵です。夏のソルドは6月の最終水曜日から、冬のソルドは1月の第2水曜日から始まり、それぞれ約5週間続きます。
初日のスタートは割引率が控えめでも、質の良い商品が豊富に揃っています。一方、後半には割引率が最大70%にもなることがあるので、お得感が高まります。
旅行者に親切な施設・店舗の紹介
フランス、特にパリには旅行者に親切なサービスを提供する店舗が多数あります。大手デパートであるギャラリー・ラファイエットやプランタンでは、英語対応が可能なスタッフが常駐し、観光客専用のカウンターも設置されています。また、免税手続きが簡単にできる点も魅力です。
路面店でも免税手続きをしてくれるショップが多いです。ソルド品も免税になるのは大きいですよね!(フランスは12%返ってくる)
帰国時に空港で免税手続きするのは、お忘れなく…!
参考になればいいね♡していだけたら嬉しいです!良い旅行になりますように✈️