肘の怪我が、人生を変えてくれた 2
小学5年生で野球を始めた。地元で強豪の、少年野球ながら毎年都内でベスト8とか、優勝しているチームだった。
歳の離れた姉のバレーボール応援に親の付き添いで行ったりしていたから、僕が野球を始めたのは周りのみんなが4、5年野球を続けた後だった。
それまではバッティングセンターで元巨人の選手とか、大学生がバッティングを教えてくれるスクールみたいなものに通って、バッティングだけ練習していた。あとは親父とのキャッチボールで、たまにピッチャーの見よう見まねをして遊んでいたくらいだった。