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【職種紹介】研究職

皆さんこんにちは!今回は、研究職の業務内容や役割などについて紹介させていただきます。

Section 1 研究職ってどんな職種?

研究職は、現在7名のメンバーで構成されています。少ないと感じられるでしょうか。その理由は、発足してまだ3年強の新しい部署だからです。若い組織なんですね。
当社で行っている研究は、新薬のようなシーズ探索とは明確に違います。役割を簡単に言うと「良い製品をつくるための研究」となるでしょうか。

お客さんにわれわれの漢方薬を届けるまでに、最初にいろいろな植物や動物、鉱物の原料(=生薬)から漢方薬がつくられ、次に製剤化されます。私たちが研究対象とするのはその漢方薬ができるまでの工程すべて。となると、扱うのは主に自然由来のものになります。中身が非常に複雑で、まだわからないことが多いですが、その分、制御ができれば生産の効率や品質へ大きな影響を及ぼすのです。 だからこそ研究職は製品ができるまでの工程を詳しく知って、より大きな効果がでるポイントを見抜き、スピーディーに研究結果を出すことを目指し続けます。簡単ではないですが、いろんなバックグラウンドを持った仲間たちが一緒に知恵を出し合うことで、「科学と天然物の力で社会貢献できる」やりがいの大きい仕事です。

Section 2 研究職が取り組んでいることは?


機器のメンテナンス

ここでは研究職の具体的な業務内容を簡単にですがお話ししたいなと思います。
現在研究職がメインで取り組んでいるのが、生薬やエキスに含まれる成分による製品特性への影響度の調査と課題解決に関する研究です。

様々な種類や産地の生薬からエキスを抽出

エキス内の含有成分の種類や量、物理特性などをいろんな分析手法(なければ創ります笑)を用いて測定

AIを含む統計的手法で製品特性への影響を解析

その結果を製品開発や品質管理、生産、営業へとフィードバック

というのが一連の流れとなります。
また、新規事業の核となるベース技術の確立も研究職の大事なお仕事です。
超臨界CO2抽出技術を用いた新素材の開発生薬栽培技術の確立といった取り組みがこれにあたりますね。
自分たちだけではできない取り組みも多いので、知見や人脈を求めて学会や展示会などで情報収集する機会も多いです。
将来的にはより幅広いお客様の声に応えられるように、未来につながる天然物研究を着々と進めています!

Section 3 研究職にはどんな人が向いている?

現在の研究職メンバーから「本職に向いている人」をイメージしようとしたのですが、専門分野も性格もバラバラなので説明が難しいですね…

ですが、そんな全員に共通しているのは、「天然物の活用や弊社製品を通して社会貢献することに熱意(あるいは軸)を持っている」ことだと思います。良い製品をつくるために、研究職が担う役割や業務は多岐にわたります。つまり、業務内容は"実験"だけではありません!「実験を続けたい!」という目的で就活する人には不向きなのかなと感じています💦

仕事の取組み姿勢では自主性が求められることもあります。
医薬品原料をはじめ製造工程が全てが研究対象なので、テーマ探索から始めることも…。テーマ探索では文献を調べるだけでなく、各工程に係る方々と議論する機会もあるので、情報収集力が必要になると感じることもありますね。本職ではチームプレーもありますが、基本は自分で業務の進捗を管理しますから、計画性やマネジメント力なども必要になる場面があると思いますよ。

””研究者”としてだけでなく、”自分自身”が成長する機会も多い職種です。
大変なことも多いですが、自分の得意分野や専門性を活かして活躍しているので、なんだかんだ仕事を楽しんでいる人が多いです。

Section 4 冬ISへのアドバイス

いよいよ明日から2日間の研究職冬季仕事体験イベントがスタートしますね。皆さんも緊張していることと思いますが、グループワークを通して自由な発想をしながら、楽しんでいただけるプログラムを企画しています!
行き詰まったときも、気軽な雑談から新しいアイデアが生まれることもありますよ(^^)
今回のイベントが皆さんにとって有意義で思い出深いものになるよう、弊社社員も一緒に取り組みます!どうぞよろしくお願いいたします!

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