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鎌倉のカフェvivement dimancheの珈琲が届いたから久しぶりにサイフォンで淹れて昨日焼いた米粉の珈琲シフォン食べながら夢ってのを思い出した。

コーヒーのサードウェイブってやつね、やっと来たの。この辺りに。カフェっていう場所増えてるみたい。
イナカのBBAの私でも、もう10年どころじゃないくらい前だよねぇ、サードウェイブって言葉耳にするようになったのは。

な~んて知ったかぶりするつもりはないんだけど、私の珈琲歴も半世紀を超えるから、まぁちょっとくらいは言ってもいいかなと。
サイフォンも高校生の時には持ってた。日に3~4杯くらい飲んでたよ。当時は喫茶店の最盛期だったから、どこに行ってもサイフォンで、ドリップは見たことなかった。喫茶店(夜はスナック)でバイトもしてたから、ガスつけてサイフォンでコーヒー淹れるのは日常だったの。

コーヒーは私の日常の一部だからさ、当然のことだけど、焙煎もしたくなって、習いに行ったのが多分12年くらい前。震災やら仕事がらみやらでいろいろあって、心身ともにおかしくなって死にそうで死ぬわけにいかないっていう状況からなんとか這い上がって、這い上がったところでやっぱり仕事に絡めとられて、とりあえず焙煎教室に向かったの。当然だけど、行先は東京。

その後はナナハン焙煎機買って、楽しむほどは忙しくて焙煎できなかったけど、自家焙煎珈琲飲み放題の日々。たまに人にあげたりもしてる。
そんでそこからまた、紆余曲折って言うより波乱万丈的なことがいろいろあって、現在、うちのリビングにはナナハン焙煎機と3キロ焙煎機が堂々と鎮座している。
お金はない、焙煎機はある。っていう家よ。

珍しい光景よね。
普通のおうち(築25年くらいかな?)のふつうのリビングにコーヒーの焙煎機2台もあるのって。
珍百景に認定してもらえるんじゃないかしら??

忙しいの。一日が24時間でそこから朝の支度と通勤時間含めて12時間くらい引くとあたりまえだけど半分なくなって残り12時間。扶養家族と関わったり家に付随する諸々やったり、ご飯食べたらもうね、あとは寝るしかないの。寝たくなくても寝ちゃうの。だって、私、還暦とっくに超えてんのよ。
もう、気絶よね。記憶ないのよ。眠くなって寝たっていう記憶が。

そんで、5~6時間後に目覚めるの。そういうふうになっちゃってる。
もちろん、目覚めるのはベッドじゃなくて、リビングのソファよ。
そこから風呂入って歯磨いて身支度して一日が始まるの。早番の日は多少の家事やって扶養家族と関わったら出勤。遅番の日は3時間くらいあるから、ケーキ焼くとかラタトゥイユ煮るとか、本読むとか、短い映画観るとかしてバタバタと出勤。

同情するなら時間くれ!って言いたいところだけど、誰が同情するっていうのよ。それでもね、時々叫ぶよ、天に向かって「だれか助けてよぉ!」
もちろん無駄な足掻き。

で、焙煎できるのは数か月に一回かな。そんで豆切らしたらあっちこっちから買うの。いろいろ飲んで見たいしね。
今日届いたのは、買ったカフェ本で知ったお店のきれいな焙煎豆。

夢はあるのよ。45年前から。
自分が行きたい喫茶店を作って、好きな時間に営業するの。
コーヒーの匂いの中で、コーヒー好きな誰それが入れ代わり立ち代わりする中で一日過ごすの。
休日は映画と本と手のひらに触れるのは犬のあったかい体。

あはははははははははははははははははは~


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