めめ

始めた自覚はないが最後の一人が死ぬまでは終わらない家族と関わらなくては生きていけないが時に死にたくもさせてくれる社会とか仕事について。齢90の父を迎えた2021年11月16日から振り返ったり考えたりしたかったのに父は逝っちゃった。アスペの姉を残して。そう私を動かしているのは怒り!

めめ

始めた自覚はないが最後の一人が死ぬまでは終わらない家族と関わらなくては生きていけないが時に死にたくもさせてくれる社会とか仕事について。齢90の父を迎えた2021年11月16日から振り返ったり考えたりしたかったのに父は逝っちゃった。アスペの姉を残して。そう私を動かしているのは怒り!

最近の記事

未来のためにできることって何だろう。なんて考えてる暇あったら、まず、自分の子どもにあったかいご飯食べさせなね。

平成17年に食育基本法が制定され、国を挙げて食育に取り組むことになったのは何でなの? 簡単に言うと、人がちゃんと育たなくなったからでしょ? キレる子、落ち着きのない子、病気じゃないのに元気がない子が増えたとかね。 そういった子どもの変化が社会問題として取り上げられるようになるだいぶ前から、子どもが変わってきたことに気づいていた人はいっぱいいると思う。特に幼児教育に携わるそこそこ経験積んでて普通の感覚を持ち合わせている先生たちは、ものすごく危機感を持っていたと思うよ。まぁ、私も

    • 明日からの三連休楽しみに働いてた金曜の夕方、袋菓子並べた画像とペット飲料並べた画像が送られてきて早退してGHに姉を迎えに行ったの

      梅雨真っただ中の田舎の盆地で働いている。 早番の週だったから、朝7時20分に鍵開けてタイムカード押して、朝のルーティン仕事から始まって、朝のミーティングで明日から3連休だね、事故ケガなく熱中症にも十分気を付けてがんばりましょうねって話をして、いつも通り忙しくて一息ついた16時20分過ぎにスマホ見たらメッセージ入ってたの。 姉のGHの施設長さんから。 最初にクレームね。 「何度言っても買い物をやめてくれないです。今日は移動販売車が来る日でしたが、郵便を出してくると言ってローソ

      • 淋しさを知っている人間は人の淋しさにも敏感だ…なんて色々思い出して考えてしまう。一日一緒に過ごした姉をGHに送った日の夜は。

        「冷やし中華が食べたいですね」って書いてあったの。障害者さんのグループホーム(以下GH)で暮らしている65歳の姉から週一くらいのペースで届く、暗号を解読するように読まなければならない、なぐり書き悪筆の手紙(しかも多い時は便箋10枚分!)に。 食べさせなくちゃ。食べさせてあげたい。って思って休日の今日(6月29日)、迎えに行って家に連れて来て冷やし中華作って、部分入れ歯が入っているので胡瓜もハムもできるだけ細く切って、卵焼きは金糸じゃなく8コールのゴムひも位の太さになっちゃっ

        • 鎌倉のカフェvivement dimancheの珈琲が届いたから久しぶりにサイフォンで淹れて昨日焼いた米粉の珈琲シフォン食べながら夢ってのを思い出した。

          コーヒーのサードウェイブってやつね、やっと来たの。この辺りに。カフェっていう場所増えてるみたい。 イナカのBBAの私でも、もう10年どころじゃないくらい前だよねぇ、サードウェイブって言葉耳にするようになったのは。 な~んて知ったかぶりするつもりはないんだけど、私の珈琲歴も半世紀を超えるから、まぁちょっとくらいは言ってもいいかなと。 サイフォンも高校生の時には持ってた。日に3~4杯くらい飲んでたよ。当時は喫茶店の最盛期だったから、どこに行ってもサイフォンで、ドリップは見たこと

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          上野千鶴子さん、この素敵な人と私の決定的な違いを言っていいかい?って誰も興味ないだろうけど(笑)それはねぇ…

          上野千鶴子さんの本を読んだのさ。 「こんな世の中に誰がした?ごめんなさいと言わなくてもすむ社会を手渡すために」って本。 イナカで生まれてイナカで終わるかもしれないくらい長くイナカで働いて生息している私は、片っ端からリニューアルして雑貨コーナー増えて本が少なくなる、数少ない地元の本屋で初めて上野さんの本を手に取ったの。 そんで、あ、同じ種類のひとだ、って思って嬉しくなったわよ。おこがましいけど、怒られそうだけど、そう思った。 扱いにくい女の子、から、美人じゃない女、そして、若く

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          あのさ、みんな違ってみんないい、なんて能天気なこと言わないけど、みんな違ってみんなどっか変なのはふつうであたりまえだと思うよ。

          あのさ、みんな違ってみんないい、なんて能天気なこと言わないけど、みんな違ってみんなどか変なのはふつうであたりまえだと思うの。 あ、みんな違ってみんないい、のくだりは、金子みすずさんの「私と小鳥と鈴と」の一説ではありません。あれはとてもいい詩です。 まずね、みんな違う、ってことを知らなすぎる人が多すぎるの。(これはこの国の教育のせいもあるけど、その話は長くなるからまた別の機会に)ある年齢まで培われた自分っていう存在が基準(ふつう)で、そこから逸脱したものに出会うと、受け容れら

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          読了「おれの墓で踊れ」真っ当な『人の欲望』の定義はわからないけれど、真っ当な『人の欲望』を持って生きることは人として真っ当だなと思う

          明日死んでもかまわない、的な生き方をしてたよね。15とか16とか17歳18歳とかね。楽しい、好き、したい、見たい、行きたい、触れたい、手に入れたい…そのためには何だってする。あの時死んでたかもしれないシチュエーションのいくつかは思い出せるけれど、多分数えきれないほどあったと思う。 潔いね。若いって。バカとも言われるけどさ。 今はどうかって? 毎日毎日、責任背負って仕事に行って、責任果たすべく体力知力想像力と技術を駆使して(もちろん笑顔も元気も心配顔もちゃんと相手と状況に合

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          アイアンクロー公開初日に観て家族とか人生とかってことについて、いい歳こいて性懲りもなくまた考えちまったよ

          脳みそ疲れ果てた金曜の夜、レイトショーで「アイアンクロー」みてきた。 そりゃさ、父ちゃんとか母ちゃんって幼い子供にとっては神さまだもんね。 衣食住はもちろん、頻繁もしくはごく稀にやり方は笑顔だったりハグだったり魅力的なモノだったりといろいろだけど、「愛」とやらを浴びせたりちらつかせてきたりもするし。そりゃ、神!って錯覚して当然さ。 記憶たどるとね、もう2歳くらいには神じゃないってことに感づいてるんだよね。私の場合。いや、大多数の人がそうじゃないかと思う。 家族ってコミュニ

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          春になったね。春は嫌いだ。

          春は何かが終わって何かが始まるとき。 始まれば終わるし、終われば始まる。それって生きていればあたりまえで、何も考えなくても良くも悪くもオートマチックに展開されるもの。 仕事も然り、プライベートも然り。 こと仕事に関してはやらざるを得ないしクオリティ上げたいしで、そこに来て1日が24時間なのは変わることがないし、自分のパフォーマンスを向上させるには努力も学習も必要だしで、しかもそれは、健康で生きている限り続けざるを得ないから、立ち止まって何かを考える時間なんてない。 だって、

          春になったね。春は嫌いだ。

          定年退職ってものをしたら仕事は何一つ変わらなかったという現実

          2023年4月に定年退職をした。 夢に見た定年退職。すてきな響き、て・い・ね・ん・た・い・しょ・く💖 だけどね、これが大失敗よ。 立場を譲った人が辞めちゃったの。大変だもんね。そりゃさ、仕事は大変。当たり前かどうかはわからないけど。 仕事ってのはね。気配り目配り指示に労い明るい笑顔に言い回しの工夫… それらを職員10人いたら10人に合わせて適切な場とタイミングで発揮するの。 仕事が少しでもうまく行くように。何事もなくそれでいて関わるみんなが多少でも成長とやりがいを感じてがん

          定年退職ってものをしたら仕事は何一つ変わらなかったという現実

          2022年末から2023年明けにアスペの姉と過ごした5日間について書いておこうと思う その①

          2022年12月29日の午後1時に、家から車で15分ほどの障害者さんのグループホーム(2LDKの普通のアパート)へ姉を迎えに行ったら「まだ準備中、3時じゃないよぉ」ときっぱり拒絶されて、姉がアスペルガー症候群であることも姉という人のその特性もよく知っている私は「わかった、じゃあ3時ね」とあっさり引き下がって、地元でチェーン展開しているまぁまぁ大きめの、でもいつも行く近所のスーパーではないので商品の配置がよくわからず、姉のための飲みきりサイズのストロー付きのジュースを探してうろ

          2022年末から2023年明けにアスペの姉と過ごした5日間について書いておこうと思う その①

          久しぶりに母親として過ごした日は、その役目の終わらせるのも子どもなんだと知った日となりました。

          娘の婚礼写真撮影のために東京に向かった金曜日。 連日感染爆発と報じられている東京へ行くのは、のっびきならない事情があっても、え?という顔をされる状況だから、前日まで、行くか行かないか悩んだ。地方も人口が少ないだけで同じ状況なんだけれどね。 悩み過ぎてすでに疲弊した状態で、朝2番目に早い新幹線二人掛けの窓際席へ。コロナ蔓延中だからなのか、通勤時間を過ぎているからなのか、席はガラガラでホッとする。 デカめのボトルで持ってきたアルコールで周辺を消毒してから、パソコンを開いて職場の

          久しぶりに母親として過ごした日は、その役目の終わらせるのも子どもなんだと知った日となりました。

          カラフル・からふる・カラフルに生きたいなぁ

          色のついた日々を過ごしたい、と思う。 一色は嫌だ。2色も嫌だ。 出来るだけいろんな色がいい。 私が見たこともない色がたくさん広がったら楽しいじゃない。 っていうか、ずっと同じは耐えられない。 違う景色が見たい。自然でも人工物でも。 そんなふうに生きて来た。 ずっと同じことをしているのが苦手だ。というかできない。 そして、ずっと同じところにいると何か違和感が生じてでもそんなに簡単に住む場所を変えられないから違和感を抱いて生きている。 雨の日の小学3年生の教室で空気の重さと空

          カラフル・からふる・カラフルに生きたいなぁ

          人が死にたくなるきっかけなんて、ネットでポチっとタップするのと同じくらい簡単でありふれているのだと久しぶりに気づかされて衝撃だったの

          もうすぐ還暦だっていう私は父と母の子どもで、だから春に母が逝って冬になってもうすぐ父が逝ってしまうという時に届いた有名デパートの薄墨薔薇模様の包装紙に薄墨名前の熨斗付きの贈り物が届けられて、もう飽和状態だった私は泣きながら薄墨薔薇模様に薄墨名前の熨斗付き贈り物をそのままゴミ箱に突っ込んだのは言うまでもない。 そのすぐ後に目の前で父が逝ってしまって一瞬ポチっとしかけたっていう経験は、思い出すといつだっていつだって私を痛めつける。 時間が痛みを和らげてくれるとしても、私はもう長

          人が死にたくなるきっかけなんて、ネットでポチっとタップするのと同じくらい簡単でありふれているのだと久しぶりに気づかされて衝撃だったの

          インスタに書けないことあるの。いやいやインスタにうそ書いちゃってることあるの。何でって、多様性とか個性なんて黙殺される社会で生きてるから。うふふ。

          たとえば本の感想とか。 インスタが備忘録みたいになってるから読んだ本載せてしまうのだけれど、基本私の本の買い方は装丁買いか好きな作家買いかのどちらかだから、読んだことのない作家の本はあたりまえだが読んでみなくちゃわからない。で、装丁買いして中身あれれ?だった場合でもなんか批判めいたことは書けない。つまりうそを書いちゃう=いい子ぶっちゃうのであります。 あとは頂き物とか。とりあえずお礼かたがた投稿するのだけれど、おいしい!とか、かわいい!とか、きれい!とかいう感想をブチ込むの

          インスタに書けないことあるの。いやいやインスタにうそ書いちゃってることあるの。何でって、多様性とか個性なんて黙殺される社会で生きてるから。うふふ。

          家族は小さい小さい、そんでもって複雑な社会だ…ってところから私ってゴキブリ並みじゃね?と辿り着いたわ(笑)

          グループホーム(世話人さんがご飯や共用スペースの掃除をしてくれる普通のアパートの1室)に姉が住んでいる。2021年3月に母が逝き89歳の父と自閉症で障がい1級の姉の二人暮らしは難しかったから。そして父も同年暮れに逝ってしまった。 ちなみに私が仕事を辞めてみんなで一緒に暮らそうと提案した昨年春、父は「辞めるな」と言ったのだ。 そうだな、そうしようと言ってくれたら、どんなに嬉しかっただろう。 父の跡を継いだ形で働いている私は、父の口から辞めていいぞと言ってもらうことを望んでいた

          家族は小さい小さい、そんでもって複雑な社会だ…ってところから私ってゴキブリ並みじゃね?と辿り着いたわ(笑)