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くいしんぼばあさん

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自分で料理したり(ひじょうにまれ)、旅行先で食べたり。自炊と外食の思い出を綴っていきます。
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記事一覧

くいしんぼばあさん その10 なんちゃってチリコンカルネ

チリコンカルネ(チリコンカンとかチリコンカーンとも表記されることがある)を最初にいつ食べ…

くいしんぼばあさん その8 獅子柚子物語

午前中、美術館に絵画鑑賞に出かけようと、最寄りの駅まで寒気の中歩いていた。途中のお宅の庭…

くいしんぼばあさん その9 冬至フルコース

冬至の昨日、X(旧ツイッター)の相互フォロワー様が、かぼちゃをレンジでチンして、その上に…

くいしんぼばあさん その7 鶏ひき肉団子

誰でも知っている、「鶏ひき肉団子」ですが、亡くなった両親にも、数少ないわたしの友人にも好…

くいしんぼばあさん その6 シュバイネハクセとの闘い

日本の職場からドイツに飛ばされた最初の年、子連れで新しい環境に四苦八苦していた時、最初の…

くいしんぼばあさん その4 風のある蕎麦屋

展覧会を見たくて、半時間のドライブに出た。 街の中心部の駐車場に入れる。30分百円だが、…

くいしんぼばあさん その5 スペアリブと炊飯器

今日は豚のスペアリブが特売であった。 子供が入学時自炊用に購入し、その後会社員になったらグレードの高い炊飯器を自分で購入するというので、独り暮らし学生用の安価な炊飯器がある。本来なら断捨離対象なのだが、自分の炊飯器は白米専用にして、こちらを圧力鍋代わりに使うことにしている。 特売のスペアリブ3個は、骨に向けて垂直に包丁で一口大に切り目を入れて、味が染み込み、かつ食べやすくしておく。 炊飯器の釜の一番下に骨付き肉を並べ、その上から、乱切りの人参、乱切りの蓮根(ジャガイモの代わり

くいしんぼばあさん その3 ハイデラバードのビリヤニと顔面水分三重唱

2015年に、当時働いていたドイツから、インドのハイデラバードに出張した。 新規薬剤開発プロ…

くいしんぼばあさん その2 びっくり煮凝り 

ある日、スーパーに出かけ、目的の買い物以外に、メバチマグロの冷凍カマが目に入った。 普段…

くいしんぼばあさん その1 250円のしあわせ

今にも雨が降り出しそうな空模様の下、お気に入りのイタリア製の傘を持って、歩いて街の中心部…