年に一度の餅が好き
毎年、年末に餅をついている。
この時代に、餅米を薪で沸かしたお湯で蒸して、杵と臼でついている。
つきたてのお餅。これは、何よりも美味しい。1年に一度の、手間を掛けたご褒美のようなもの。
小さな頃からやっているから、餅つきをしないと年が越せないと思う。し、何よりお餅食べたい。
叔母がいつも準備をしてくれるけれど、いつでも跡を継げるようにと毎年少しずつ工程を覚えている。餅米の蒸し具合、餅の返し、つき具合はほぼ感覚で分かるようになってきた。
餅つきは、手間はかかるけれど、コミュニケーションを取るのにはとてもいい行事。小さな子どもも楽しんでやるし、大人もビールを飲みながら、ワイワイできる。
小学生の頃、両親が地域子供会で餅つきをしようと提案してくれて、自宅で友達と餅つきをしたこともとてもよく覚えている。みんな餅つきが初めてで、でも、とても楽しそうだった。
たくさんの思い出があるし、大好きな行事だから、これからもずっと続けていきたいし、楽しさ、美味しさを伝えたい。
餅つき体験施設、どうだろうか...?