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本と野菜に癒された|京都

2月はじめ、雪の降る極寒の京都へ。
新幹線を降りた瞬間に、京都のぴりっとした寒さを感じた。
手袋をしていなかったのもあってか、氷水に手をつけているようで、寒さを通り越してもう痛いくらい。京都の寒さは格別、と思う。



雪も溶け始めた晴れの日、烏丸へお出かけ。
懐かしの阪急電車。あずき色がかわいい。
阪急電車のホームの独特な匂いから、以前京都に住んでいた頃の思い出が蘇った。

烏丸駅から歩き、気になっているカフェのある新風館へ向かう。
新風館は、前の面影がわからないくらい変わっていて驚いた。


本と野菜OyOy

お野菜と、たくさんの本で埋め尽くされた空間。
好きなものに囲まれ、わくわくする気持ちを味わう。

ランチは、季節の野菜のVegan Plateをいただいた。

こちらのお店は、環境に配慮して、農薬や化学肥料に頼らずに作られたお野菜を使用しているとのこと。

どれも自然な味わいで、素材を感じられて美味しかった。

里芋とマッシュルームの米粉フリットに感動した。
蒸した里芋とマッシュルームはポルチーニ茸と麹で作った出汁で炊きましたと、お料理の説明のところに書かれていた。
まわりの衣はカリッとしていて、中にはホクホクの出汁のきいた里芋。
美味しくて幸せで、ほっこりした気持ちに。

調味料にもこだわって、ひとつひとつ丁寧に作ってくださっているんだなと伝わってきた。

菜食は、満足感もありながら、食後の体感が明らかに軽い。
食後にあたたかいハーブティを飲みながら、体が喜んでいると感じられた。

本は、席に持ってきて読むことはできないけれど、本棚を眺めているだけでも癒される。

「食」「旅」「生きる」「読む」「暮らす」をテーマに選書されているとのこと。興味をそそられる本ばかりだった。


読みたい本が次々に出てきて、一生のうちに読みきれるのかと考えると、無理かもしれない、と切ない結論に行き着く。
本と出会って、それを読むことができるというのは、当たり前のように思えて、奇跡だと思う。
限られた時間の中、その時に出会えた本との縁を大切にしていきたい。


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おまめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪