手
傷はみんな 持ってる。
強く触れようとするもの、
爪を立てるもの、
カサブタを剥がそうとするもの。
その傷を守ることは
自分にしかできないんだ。
そんなときはね、
手当てできる場所にいてほしいんだ。
深い傷は時間がかかる。
一生かもしれないね。
だとしたら、
優しく、傷と寄り添っていたいもの。
傷を癒せるところで ゆったりとすればいい。
そこにはきっと
同じ傷を覆って癒してる人がいる。
その優しく、誰も触れようとせず ただそこ居るという
愛のまろやかさが味わえる場所。
互いを認め、微笑みを交わし、
個ができることを 与え合いながら
成り立つ場所。
1人のまろやかさで必ず愛の波は広がる。
1人、2人と・・
地球ぜんぶに広げたい。
皆の傷に寄り添えるあたたかさを
永遠に持ち続けていたいんだ。
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