笑いに誘う
今日も、子どもたちのにぎやかな声が聞こえてきます。
Oleaのくらしの1シーンをお届けします。
もうすぐ ごはん
「キャハハ、なにそれー!」
炊き立てごはんを、ほぐしている私を見て…
うっすら霞んだ視界の向こうに
お子さんが、文字通りおなかを抱えて笑ってる。
「ねえねえ、見て見て!おもしろいよー!!
写真、写真、カメラ撮って!!!」
もう一人のパートナーの腕を引っ張りながら、さらに大笑い…
「ねえねえ、こっち見て…ギャハハハ!
はい、チーズ!パチリ!!」
メガネが湯気で曇って、よく見えない…
あ、撮られました…
(Oleaでは、子どものくらしを支える大人をパートナーと呼んでいます)
おもしろいことは、みんなで笑いたい!
やられた―!って思いながらも、すごいなぁ…と感じました。
その理由は…
○ 夕食準備をしている人に着目したこと
○ おかしな表情を見て、おもしろいと思えること
○ 自分がおもしろいことを、他者と共有しようとすること
○ おもしろいことを写真に収め、後で振り返ったり、
その場にいない人と共有しようとすること
などなど…
自分が感じたことを人と共有する。
そのために、一緒に自分が気になった対象を見て、と誰かを誘う。
普段はパートナーから、そんな誘い方をして、
くらしに巻き込んでいくことが多いのですが、
お子さんの方からパートナーにこんなふうに誘っていたことが、
驚きでもあり、とってもうれしいできごとでした。
一緒に取り組み、一緒に感じる
日々のくらしの中で、
「一緒に」何かを見たり
「一緒に」何かを聞いたり
「一緒に」何かをお話したり
「一緒に」何かをやってみたり…
それらのことをしながら、
「楽しい!」「もっと良くしよう!」などの感情を人と共有する。
共同注意・共感は、送り手と受け手による双方向のコミュニケーション。
ご家族やお友だちとたくさん向き合うことで培われる社会性です。
Oleaでは、お子さんたちと一緒にいろんなことに取り組むことで、
お互いに関心を持ち合い、
お互いにその楽しさを分かち合い、
お互いの「やってみたい!」につなげています。