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HSPでよかったと思う瞬間

こんにちは。おかゆです。
台風の接近で天気が荒れていますね。
皆様無事に過ごされておりますでしょうか。

私は雨が収まってきたので出掛けたところ、小さなお子さん連れのお母さんに道を聞かれました。

イヤホン(有線)してたし、他に人もいたのに、何故私は話しかけられたのだろう??
やぶさかではない(BUMPの藤くんがよく使う言い回し)ので、お伝えして無事に辿り着けそうなご様子でした。

いやぁ、HSPあるあるな気がしますね。なんか波動が出てるんでしょうか?
量子力学を学びたい、今日この頃です。
なんか出てるよ、たぶん。

さて今回は、HSPでよかったなぁ、と思うことが多く、その想いを綴ろうとnoteを開いてみました。

「長文にしなきゃ」「わかりやすくまとめなきゃ」といつもは頭の中で考えてるのですが、今回はば~っと思ってることを記していきますね。
書き出したら長いかもしれないし、短いかもしれない。


HSPを知ったきっかけ

私がHSPを知ったのは2020年でした。
私には姉がおり、本をよく読む人で
武田友紀さんの"「繊細さん」の本"を貸してくれました。
それがきっかけです。

もう、ボロボロ泣きながら読んでいました。
今までの生きづらさって、こういうことだったんだ…と。

ただ、活動的に行動したり、怖いと思うことも知的好奇心が勝って周りから「活発」と思われることが多いので、このあたりが一致しない。

その後時田ひさ子さんの「隠れ繊細さん」の本を知り
これは、私の説明書だ…!
とまた感涙。またボロボロ泣きながら読んでいました。

そうかぁ、こういうことだったんだね。

プレゼンで異様に緊張する、面接が大の苦手で急な質問に答えられない、大人数の集まりが苦手、無言が怖くて余計なことを話すがうまく繋がらない、突然やってくる精神的に不安定な状態

人との違いは実感していて
自分、どこかおかしいのかな。医療機関では何科にいけばいいのかな…?
と本気で思っていました。
発達障害の本も読んだり。けど発達障害の困り事と自分のそれはちょっと違うよな、とも。

HSPは一つの顔

HSPって診断されるものではなく、アーロン博士のチェックリストやSNSの「あるある」などみて、自分のことだ!と自認しますよね。

それゆえに
「(この人HSPとおっしゃってるけど、たぶん違うんだろうなぁ…)」
と思うことも時折あります。
個人的な直感なのですが、世界を認知する範囲や言葉の紡ぎ方が、HSPさんにはなんとも言えない深さがある。年齢関係なく。

一方で、多分HSPさんっぽいけど、知らなそうな方もいる。急に「あなたは人口の20%の少数派の人です」って言われたらびっくりするから、困ってそうだったら伝えてみる。

大事なのは、本人がそう思うのならそれで良い、ということ。

HSPは自己理解の一つのきっかけ、一つの顔 だと思っています。

私は
「HSPだから、人付き合いが苦手なんだ」
「HSPだから、挑戦できないんだ」

と思いたくない。競争心はあまりない方ですが、とんでもなく悔しくなります。

たぶんそれは、非HSPの人と自分を比べてしまっている気持ちもあるのかもしれないけれど…

自分が持っている特性を、できない理由にしたくない。
どうせなら、できる理由にしたい。できる理由を探したい。

・副業に挑戦したい→スクールに入るが、大人数苦手…→1:1は得意だから少人数で親睦を深める→よく気付く人・質問力がある と認知される

・雑談が苦手→本を読んで話し方を学ぶ・話すのがうまい人に学ぶ→実践してみる→得意と言わずとも経験を活かしてある程度できるように→聞き上手と言われる

そんな風にコツコツ、やれることから紡いできました。

小さい頃の私は比較的無口で、話すのは損、と思っていました。
うまくできないことが悲しくて、認められていない感じがずっとしていた。

人と違うのが怖いから、学んで、学んで、私は今ここまできたな、と思います。本当は、別になにもできなくても自分をありのまま受け入れられたらよかったと思うんだけど、知的好奇心が強すぎて、こうなったのかな、とも。

とにかく知りたがり。
宇宙の果てまでなんでも知りたい。そして思考が宇宙に飛び立つ。
人は何故生まれたのか、人生の目的とは…(哲学)

HSPで良かったと思う瞬間

私がHSPで良かったと思う瞬間は

少数派で深く通じ合える相手が少ないからこそ、信頼できる人と出会えた時の喜びが大きい

ことです。辛さと楽しさのミックスジュースみたいな表現になってますが…
だからこそ、幸せ。というのを実感しています。

私は周りからは「色んな人と関わってるよね」と言われることが多く、確かに世間一般からすると多い方かもしれないのですが。(過去5年で260名くらい、1:1で話してた)

「顔見知り」と「仲間」「友達」は別、なのです。
深く通じ合える相手とは、なかなか出会えない。

なので、わりと最近まで本気で
「私は一生、誰にも理解されない」
と絶望していました。これをはっきり自覚したのは16歳の時だったかなぁ。
家族のことは好きなのですが、自立していなければ、と過ごしてきました。(各家庭いろいろあるよね)

だから、拠り所がずっとなくて、孤独を抱えていた。

特に今年は激動で、会社員をやめて独立、同時期から人間関係もかなり整理されました。
孤独だなぁと、一人の時間に涙が出たり、急に空虚な気持ちになることもあった。

そんな、自分がどうしもなく絶望した時に、頼れる人、手を差し伸べてくれる人がいると、気付けたんですよね。

「あ。私、気付いたら信頼できる人、できてた。」
「一人じゃなかったんだ。」

と。当たり前だと思ってたことに気付くのは、大きな出来事がきっかけになるのかもしれない。

近頃は
「哲学しようぜ!」(ポケモンのバトルしようぜ!のノリ) 
とか
「宇宙旅行楽しかった!」(カフェでずっと抽象的会話してた)
と語り合える人達に出会えて、幸せです。

心から感謝。いつもぶっ飛び思考を一緒に広げてくれてありがとう。

もし彼ら彼女らと離れてしまうことがあっても、この幸せな時間を与えてくれたことに心から感謝しているので、その時は受け止められると思います。
そこまで考えるのは、信頼・信用してない、とかじゃなくて、世の中や人は絶えず移り行くものだからです。(これを諸行無常といいます*仏教)

心から幸せを祈る。そして、願わくば細くでも長く縁が続きますように!

孤独は物理ではなく、認知の仕方なのだった。

HSPは才能だと思うよ

世の中的には(特にSNSやメディアで)困り事が目立ちがちですが、HSPって才能だと思っています。

・細部に気付く
・1を聞き10を知る
・物事の本質を見抜く
・多角的に考えられる
・危機回避能力が高い
・相手視点に立ち寄り添う
・言葉にしなくても感情を汲み取る
・本気で誰かのためを想って行動できる

HSPさんにとって心地良い空間って、人間が本能的に求めている原始的な癒しな気がするのです。
心理的安全性とか、肌に優しい素材とか、自然な食材とか。

今の世の中は便利だし、娯楽も多くてHSS型HSP的には楽しいことに溢れているのですが。
やはり自然に触れたり、人工物が少ないところにいくとほっとするしデトックスされる感じがします。

かくいう私自身、HSPを知った3年前は生きづらさの理由がわかって、自分と向き合う一歩を踏み出したところでした。数年たって、やっと「活かす」という視点になれたと思います。

なので、ある程度自分のこと分かってきたぞ!
という方は、ぜひ「じゃあどうやって料理しようかな(活かそうかな)」と考えると、日々がまた楽しくなるんじゃないかな、と思います。

人生ハッピーでいたい

HSP気質でたまに困るのは、感情の巻き込み事故に合うこと。
これについては一生付き合ってくものかなと、思っています。
人生ハッピーでいたいですね。

ちょこっと宣伝になっちゃいますが。
私は、幼少期から
「普通でいなければ」「自立せねば」「生きねば」
と邁進して、近頃やっと肩の荷が下りた人間です。

もし現状で「一歩踏み出したい」「HSP活かしたい」という方がいらっしゃったら、気軽にXでも、LINEでもご連絡くださいませ。
noteのプロフィールにあると思います。(案内雑

Xでしたら、こちら!

実は「X(旧Twitter)で見つけてお話してみたかったけど、どうやって話しかけようか悩んでました…」という方も結構いらっしゃるので

リプとかDMで絡んでいただけたら、喜びますので。
よろしくどうぞ!
*相性悪かったらその時はその時…人間だもの

今までお話した方の感想をちょろっと


それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
またお会いしましょう🐧💨


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