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アメリカ留学中、迷走していたときにやったこと

こんにちは。
突然、頭に変なテーマが浮かんだのでちょっと書こうと思います!

このnoteでは、アメリカ留学が(今のところ)失敗だったことをさんざん書いてます。
期待していた学校が超ゆるゆるだったので、予習しても復習しても、アダルトスクールに通っても、それでも時間が余る。ひますぎる。日本で勉強してるのとあんまり変わらない…。
モチベーションも下がってしまい、目標も見失ってしまい、これではヤバいと本気で焦りだし。

なんとかアメリカ生活を楽しもう!楽しまないとヤバい!!と私がデスパレートな心境でやろうとしたことが下記になります。そして、やってみたところ、全部がきれ〜いに空回りました。

焦りベースの行動ってほんと空回るよね、ということがよくわかると思います。

たった1回だけ仕事で一緒になったアメリカ人女性にダメ元で連絡を取ってみる

一緒に仕事をしたときはすっごく良い関係を築けたので、たぶん覚えてくれてるはず…と。
なんとかして彼女の住むマサチューセッツ州まで行って、食事でもできたらいいなと。そうしたらいい思い出が作れるはず!と淡い期待を抱いたのです。
ただ、一緒に仕事をしたのは8年も前。メールアドレスは残っておらず、なんとかInstagramで見つけ出し(私、キモい)メッセージを送るも、友達ではないからかとうとう既読にならず。はい、終了…。

カナダに住む翻訳仲間に連絡を取ってみる

私がカリフォルニア、彼女がバンクーバー在住だったので、うまく行けばシアトルあたりで会えるのでは?というか、カナダまで行ってもいいし!すごく楽しそう!!と思いLINEを送信。
しかし、私が留学していた時期、ちょうど彼女はご家族の事情で日本に長期で緊急帰国中でした…。

他の学校に連絡を取ってみる

私のビザは職業訓練ビザなので基本は学校を変えられません。ただし、同じ専門領域を学べる学校であれば転校できる可能性はあるらしく、最初の頃は結構いろいろ探していました。
その中で、ようやく見つけたのがニューヨークのある大学院の翻訳科。
入学条件や奨学金の有無をメールで尋ねてみましたが、どうがんばっても転校は無理でした…。
いったん帰国して数年かけて研究計画書を書き上げ、さらにプラスで300万ほど貯めないとキツイと分かり、そこまでの気概は残ってないなと断念。
このときもほんと、自分のキャリアパス設定や目標設定の甘さ、リサーチ不足を呪いましたよね…。

自転車で25分くらいかかる図書館に行き、ボランティアの仕事がないか聞いてみる

学校にあまり期待ができなくなった頃、とにかくステイ先周辺になにかおもしろい場所はないか…と血眼になりながら(言いすぎ)ネットで探すことが増えました。
そんな折に見つけたのは、ステイ先から自転車で25分くらいのところにある、とてもノスタルジックで植物の多い美しい図書館。なんとしても日本ではできないことをしないと…と焦っていた私は、そこでボランティアの仕事はないかを聞きに行くことにしたんですね。

実はアメリカあるある(?)なんですが、Googleマップで「自転車で20分くらい」と書かれていても、実際はその倍はかかります。アメリカは日本に比べて道が超〜広く、勾配も多いからではないかと思いますが…。というかそもそも、NY以外は自転車移動なんて想定してません。

そのことをまだ知らなかった私は、20分ならすぐやん!と思い込み、さっそく自転車で図書館に。

その図書館にたどり着くまでに40分ほど。着く頃には汗だく。そして、こんなんボランティアの仕事があったとしても通えないわ…と意気消沈。
 
図書館に着いてやったことは、パソコンを開いてメールを2通返しただけでした…。

カリフォルニアは車がないとほぼ何もできないと思っていたほうがいいです。そりゃお金に余裕があればUberガンガン乗ればいいけど、夜中とか結構怖いんだよ…。

なんとか友達を作ろうとマッチングアプリをやってみる

いかがわしい男性や、ちょっと失礼な女性に当たってしまうことが多く、面倒くさすぎてソッコーやめました…。英語でプロフィール書いたりして必死でやってたのは最初の数日だけでしたね。
ただ、マッチングアプリは合う人にはすごくいいツールだと思います!若いクラスメイトなんかはアプリで友達をガンガン見つけてました。

年が近く、話もとても合いそうだったクラスメートと仲を深めようとする

彼女が、「とにかく留学中は日本人とつるみたくないです」なタイプでした。この心境は理解できるし、個人の自由なので相手を責めることではありませんが、「仲良くなれそうと思ってた人に避けられる」ってあんまり人生で経験したことないので、普通にちょっと傷つきます。笑

てかもう、このあたりでなんか自分ほんとバカみたいだな…と思い始めます。

全ては自分の責任

頭のどこかではわかっていたことですが、ここまで挙げたことのほとんどが、「アメリカ生活をどうやって楽しんだらいいかわからないから、とにかく誰かに楽しませてもらおう」という、いわゆる「与えてもらおう意識」だからこんなに空回ってるんですよね。

「自分の機嫌は自分で取りましょう」ってほんと最近の流行り文句だけど、実は私はわりとそれが得意なタイプなのです。日本では。
日本ではね!!ふだんは!!

親友や友達、周りの人たちには本当に恵まれてるし、どれだけひとりで行動してても「寂しい」みたいな感情になることもないです。

それがこの、「大金をかけた一世一代のアメリカ留学」という極限状態になると、自分の人間性まで変えてしまうんですね…。

誰かと楽しい思い出作りたいのに〜と焦っていたときの自分、まじで超ダサかったです。自分のことが嫌いになりそうでした。

でね、この「あんまり自分が好きじゃない状態」ってほんと悪で、この自分のまま何かをやっても基本楽しくないんですよね。

図書館めぐり→課題やってても楽しくない
ビーチ巡り→飽きた、日に焼ける、暑い
カフェ巡り→どこも高い
散歩→日に焼ける、暑い
ボランティア→無償で働くの、なんで?

みたいなね…
自分、ホントすさんでて最悪でしたね。

ふだんなら楽しいんですよ!!
散歩もカフェも大好きです!ボランティアも、たぶん今の精神状態ならちゃんとできると思います。

とにかく何をするのも自分のメンタル状態がモノを言うってことですね。

アメリカではもうほんと、途中から他人に期待することはやめました。
日本では周りの人に恵まれすぎていて、きっと無意識に、どこかで他人に期待しちゃう自分が出来上がっていたのかもしれないですね。

そして、意味もなく1年間も滞在するのもやめました。笑
もうすぐ帰るしどうでもいいや〜と思ってからは、ひとりでサンフランシスコ旅行したり、キャリア形成のために自己分析したり、ニューヨークに住む長年の親友と遊んだり、日本に帰ってすぐ東京に行こうと計画したりして、楽しい日々でした。笑

まとめ

友達はムリに作るものではないです。
人生がちょっと面白くないとき、どうにかして誰かに楽しませてもらおう!という意識も絶対だめです。

そんな当たり前のことを、なぜか一瞬忘れてしまっていた数ヶ月でした。 

なんだかよくわからないnoteになりましたが(いつもか)、また懲りずにいろいろ書きます!

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