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20日目*朝活の新しい発見。

私には、方言がない。


朝活も20日目、恒例の30秒朝の挨拶で、今日は方言についてが話題になった。

方言あるある、ないな。

幼少期の大半を過ごした場所は、地域の歴史が浅かった。住んでいる人々は、いろんな場所から東京地方に勤め、家族と住んでいた場所だ。まだ発展途上の地方都市。


我が家もそんな感じ。
父は、鹿児島から学校に入り、そのまま関東で生活。母は、東京出身。


両親共に地域の言葉を持っていた。
ただ、普段の生活は、標準語。端々でそれが出ていたみたいだ。


鹿児島弁は、イントネーションかな?それがうつっていたかもしれないけれど、訂正が入るためそれほどの影響はなかったと思う。


厄介なのは、東京弁。
有名どこでいうと、「ひ」が「し」になるとか。「男はつらいよ」の寅さんを思い出してくれるといいかもしれない…。


で、自然に出るわけです。
けれど、全部じゃない。本当にごく一部なので、全く気づかない。


気づいたのは、小学校だった。
「敷く」という漢字。漢字単体では、たぶん覚えていたとおもうのだけど、テストで「布団を敷く」と出た時だ。


ふとんは「ひく」だよな? ふとんをひく、と回答。見事なバツをもらった。なぜ?理解が出来ない。当たってるじゃん!そう思いつつ、友だちに聞く。


敷くは、「しく」でしょ?だから、「ふとんをしく」なんだよ。友人はとても優しかったし、賢かった。なぜその流れになったのだろう?方言かもしれないよ、と言われたのだ。なんでも彼女の親戚が、そう言ってるのを聞いたことがあるらしい。

出身地は東京。
「し」を「ひ」で言いがち。


ひとつ思い当たるものがあった。
「ひおしがり」
私は何をしがってるんだ?

「しおひがり」「潮干狩り」だよ。


私は概ね、標準語だ。

方言を持つ人々が羨ましくてたまらない。
その土地に生き、育ち、守る、代々伝承された文化を自然に持ち合わせている。日本語を話す時点で日本の文化を伝え聞いてはいるけれど、地域特有の特別感。

それが欲しくてたまらないかった。そんな私にも、ほんの少しだけ方言があった!!それを誇らしく思った瞬間だった。


様々な地域から参加しているこの朝活、仲間の文章を読むとその人柄は、もちろんだけど生まれ育った地域の風も感じることが出来てるのだと気づく。


この1時間で日本中を旅してるようだ!
もっと知りたい、もっと聞きたい、そんな風に思いながら今日も仲間の文を読みに行く。最近の一番の楽しみのひとつかもしれない。

あ、私は横並び一番がたくさんあるのよ〜。

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シマコシマ
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