見出し画像

86冊目【本のはなし】「変わりたいけど、変われるわけない」と思う方へ・・・。

変わりたいと思ったことって、ありませんか?
性格、考え方、人生、などなど「変わりたい」と思っても変わることができるわけがないと私は思っていました。


2022年の年末です。私は怒っていました。
「私なんかどうせ、家族の駒だし、ロボットみたいに感情なんかなければいいんでしょ!」そんな捨て台詞を吐いて、家族のいるリビングの扉を乱暴に閉めて、布団に潜り込みました。いったい何に怒っていたのか?まったく思い出せません。


ただ、当時の私は異常なほどに怒りの沸点が低く、怒りのスイッチがいたるところに転がっている状態。夫は器用に、全部を踏んでいきました。夫が口を開けば、怒りを発射させて攻撃。結局、夫婦喧嘩のような状態になります。


例えば、
「オレはすぐご飯が食べたいんだよ!」と夫。


対する私は、
「あーあーあー、私も空腹だわ!!空腹の中、帰宅してその足で保育園に我が子を迎えに行って、娘のご機嫌をとりながら、歩いて30分帰ってきましたよ。で!それからすぐに支度なんかできるわけねーだろうがっっ!!」


この夫婦喧嘩は、お互いのストレスがマックスになった時に発生していました。なので今思えば、不毛な時間。歩み寄りもせず、お互いの意見のみを主張、離れていく一方の気持ちにおそらく「離婚」の文字を常に考えている状態だったでしょう。


2022年の年末に吐き捨てた「私なんか」も我慢の限界を迎えていました。ちなみに、当時の私のストレス発散方法は、眠ること。子供が生まれてからずっとワンオペ状態、育児一筋だったこともあり、小学生の子供を置いて家をあけるなど考えもつかなかったのです。


布団に潜り込み、ひと寝してもイライラは治まりませんでした。仕方なく、各種のSNSを眺めて、フォロワーさんたちのキラキラした生活に落ち込んだり、スマホゲームの「ツムツム」をやってスコアだけをあげていくことしかできない自分に絶望していました。


スマホをいじることに飽きたときに、ふとkindleアプリのアイコンが目に入りました。なんとなく登録していた「kindleUnlimited」、登録しっぱなしはもったいないと開いて眺めているときです。


「脱・私なんか」というタイトルが目に入りました。なんという偶然でしょう。30分程前に私が吐き捨てたセリフから「脱」することができるもんなのか?興味本位で読んだ本の登場人物は、まるで私と同じ思考の持ち主でした。


結局、その本を一気に読み終わり、気づけば作者のまるっとあゆこさんに連絡、トントンと話が進んでzoom対面することになりました。彼女の第一印象は、満面の笑顔の気さくな関西人、小さな体全部を使って笑う人でした。


過去の思考である、「私なんか、どうせ」というネガティブ感情と自分のなにもかもを認められなかった人が、どうして真逆の気持ちになったのだろうと知りたくなりました。


彼女ともっと話したい、それだけで講座を受けることにしたのですが、初めての講座では、成功者ばかりで正直失敗した・・・と落ち込み、さらに講座仲間の彼女たちに嫉妬心をむき出しにしていました。


ただ、講座の回を重ねるごとに、それははじめた日が私よりも早かったことと、ちゃんと行動したからだと気づきました。自分を振り返れば、やらない言い訳ばかりを考えるばかり。自分の思う明るい未来に行く道を遮っていたのは、結局は勇気のない自分だったのです。


それを認めたときと同時期に、夢を語れるようになりました。「いつか、できたら」という気持ちであゆこさんに話したのに、

「今すぐ、やったらええやーん」

の軽いノリで言われて、躊躇しているのがバカバカしくなってしまいました。早く「私なんか」から脱したいと思っているのだから、やるしかない。失敗するかしないかなんてやらなきゃわからん!!ていうか、失敗の基準ってなに?そんなんわからん!!


あゆこさんのノリが私にも浸透してきて、イケイケドンドンとやっていたら気づけば2023年年末です。今年、私はそのノリの一つとして「本を100冊読む!」を掲げました。達成しました。有言実行をしたのはいつぶりでしょう。


そしてその記念すべき100冊目として
「続 脱・私なんか: 仲間と共に行動量を96倍にあげて夢を叶えた話
まるっとあゆこ (著), 江田裕子 (著), かないひろこ (著), 五所佳奈 (著), 村田優子 (著))」


を選びました。共著した彼女たちこそ、私が嫉妬心むき出しにしていた方々です。今は私が描く未来そのもの、勇気、先輩、仲間です。


2024年こそ変わりたいと思った方におススメの1冊、ここには、たくさんのヒントがありました。

いいなと思ったら応援しよう!

シマコシマ
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターの活動費として使用いたします。

この記事が参加している募集