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あなたも浮き指かも?〜精神不調の原因!?車の運転中に気づいたこと〜

 私は職業柄、車で通勤することが多い。平日はだいたい平均で2~3時間は車を運転している。事故ったらいけないのでアクセルは慎重に操作している。
 しかし、ここ最近はアクセルを踏んでいる右足に違和感を感じることが多い。なんとなく足の指が浮いているような感じ、しばらくすると頭の中がぐるぐるしてくる感覚がある。

 しかも、運転に限らず歩いている時でもなんか右足だけ地面に接地していないような気がしてなんかキモチワルイ。おまけに首と肩もなんだかこるようになってきたのだ。

車の運転中に足の違和感になぜかめまいや頭痛がしてくる(なお作者はこんなにカッコよくない)

浮き指ってなに?

 私はGoogle先生にこの問題を解決すべく聞いてみた。すると、その原因 は“浮き指”にあるのではないかと指摘してきたのだ。

  浮き指とは足の指先が地面から浮いた状態である。そうなると指先へ上手く体重がかからない代わりに踵へと体重が移動してしまい、左右差を伴って足裏のバランスを崩してしまう。そして、そのバランスを補うために体全体に歪みが生じてしまう現象である。

 その正体について詳しく知るべく一冊の著書に目を通した。その本のタイトルは『肩こり・腰痛は足の「浮き指」が原因だった! 98%は足裏から治る』である。

なぜ浮き指になるのか?

 浮き指になる原因についてその本では3つの原因を指摘している。

①足裏の刺激不足  
②ゆるい靴、脱げやすい履き物
③先の細いヒールやパンプス

肩こり・腰痛は足の「浮き指」が原因だった! 98%は足裏から治る

①ふかふかのじゅうたんや靴下で守られている現代人の足は鋭利なものを避ける必要がないために足底筋群が衰えてしまい、足のしっかりしたアーチが描けなくなってしまっている。

②脱げないように足指を上げたり縮こませたりするために、指が浮く癖がついてしまうために浮き指や外反母趾になってしまう。

③指の付け根で歩くようになってしまい、足指が退化して浮き指や外反母趾になってしまう。

 以上から浮き指や外反母趾は“現代病”と呼ばれており、筆者のような身体の不調を訴えているものが増えているのだ。

浮き指になるとどうなる?

 浮き指や外反母趾によるバランスの歪みは体の上部にも派生し、それは可動域の広い首に特に影響を与える。
 首の骨の頸椎は自律神経の通り道である。そこに不適切なねじれや衝撃が繰り返されると、自律神経が誤作動を引き起こしてしまう。
 そして、以下のような不調が出てきてしまう。

  • 頭痛

  • めまい

  • 肩こり

  • 動悸

  • 息切れ

  • 便秘

  • 下痢

  • 不眠

  • イライラ

  • 倦怠感

 思い返せば私も半分くらいの症状が当てはまっているように思える。では、浮き指であるかどうかはどのように判断するのだろうか?

浮き指はどうすれば分かる?

 どうやら、特定の指(親指と小指が起こりやすい)を手で反るように曲げてみて90度以上曲がったら浮き指と判断されるようだ。試しに補助なしで曲げてみる。
 なお、おっさんの汚い足を見たくないという方は素早くツールバーを下ろす術を身に着けてほしい。(サムネの時点で手遅れ感はあるが)

補助もなしに90度くらい曲がってる~!?😨

 撮影の角度とか私のさじ加減かと思ったが、指でグイグイ押してみると明らかに右足の方が反っていることが分かった。当然、補助ありでは右足は90度以上曲がっていた。
 私は車の運転中にアクセルに乗せている右足を反る癖がある、ヒールやパンプスは勿論、緩い靴も履いたりしないので思い当たることと言えばそれしかないのである。

どうやって解消する?

 著書ではテーピングや歩き方など様々な治療法や予防法が書かれているがそれは実際に読んでいただいて実践していただくとして、この記事では著者の公式サイトでも紹介されているグーパーリハビリ運動を紹介したい。

①→②左足の場合から解説すると、左手で足の甲をしっかり押さえて、右手の人差し指を伸ばして、親指と残りの三本の指で、足の親指をしっかりと深く持ちます。 ③→④足の親指の付け根から足裏に曲げるようにします(グーの運動)。このとき、最初は動きが悪く、深く曲がらなくても、毎日おこなっている間に、徐々に曲がるようになります。 ⑤→⑥足の親指を深く持ったまま、親指をぐるぐる回転させます(パーの運動)。右に回し、左に回して、親指の可動域を広げるようにします。右足の指も同様におこないます。

肩こり・腰痛は足の「浮き指」が原因だった! 98%は足裏から治る

 文章だけだと分かりづらいと思うので実際にやってみた。

左手で足の甲をしっかり押さえて、右手の人差し指を伸ばして、親指と残りの三本の指で、足の親指をしっかりと深く持ちます。


足の親指の付け根から足裏に曲げるようにします(グーの運動)。このとき、最初は動きが悪く、深く曲がらなくても、毎日おこなっている間に、徐々に曲がるようになります。


足の親指を深く持ったまま、親指をぐるぐる回転させます(パーの運動)。右に回し、左に回して、親指の可動域を広げるようにします。右足の指も同様におこないます。


まとめ

 いかがだっただろうか?私も1回でそんなに大幅に変わるとは思わないが、足の違和感や首の痛みは軽減したような気がする。テーピングも効果があるらしいので仕事が終わったらドラッグストアにテープ材を買いに行きたいと思う。

https://ozaki-seitai.com/symptoms/post-4168/

参考文献
笠原巌,『肩こり・腰痛は足の「浮き指」が原因だった! 98%は足裏から治る』,さくら舎,2012/8/1
ほんだ整骨院ホームページ,『「浮き指」ってどんな状態?改善できる?原因と対処法、予防について』,https://honda.s358.com/blog/leg-foot/foot/5101/,2020
足のトラブル専門整体院ーおざき整体院ー『,外反母趾と自律神経系失調症の関係』,https://ozaki-seitai.com/symptoms/post-4168/


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