少食は身体にとって良いことなのか 長期的目線で考える。
現代人は食べ過ぎている。
胃腸を休ませたほうがいい。
そんな感じで少食は身体にとって良いことと
お薦めしている動画や本をたくさん見かけるようになりました。
今日は、少食は身体にとって本当に良いことなのか そのことをお話してみたいと思います。
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人は、だんだん食べられなくなって死んでいきます。若いころから食事量を減らしていると、年をとると加速して食べられる量は減っていきます。
介護の現場でも、病院でも 回復の早い方は
しっかり食事を摂れている方です。
食事量が少ないと、怪我をしても病気をしても
その後の治りが遅くなるんですね。
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そして、少食になった胃腸機能は急にたくさん食べられるようにはなりません。
人間の身体は実にうまくできていて、使わない機能はどんどん衰えていくんですね。食事回数や食事量を減らすと胃腸の筋肉も弱り唾液や消化酵素もどんどん出にくくなってくるのです。
胃腸はいたわりつつも甘やかさず、定期的にしっかり動かして筋トレさせてあげることが大切なんですね。
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そして高齢になると、食事量が少なく痩せていることで骨も筋肉ももろくなり寝たきりになる心配もでてきます。
痩せている人のほうが癌になりやすく、寿命も短いということは知らない人のほうが多いかもしれないですね。
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確かに食べものを消化吸収するのには、
ものすごくエネルギーが必要です。
身体に負担のあるものを食べていた人は、断食や
食事を抜くと最初は身体が軽く感じるのです。
けれども、長く続けると栄養不足になり疲れやすい身体になっていきます。
それから、
1日に必要なカロリーは、2回で食べるより3回に分けて食べるほうが消化吸収もされやすく内臓への負担も軽くなるのですね。
そして、1日2食にしたり 食べたり食べなかったりするのは血糖値の乱高下も招きやすくなり、血管への負担も心配になっていきます。
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このようなことから、
年を重ねても元気でいるためには 少食にするのではなく1日3回の食事が意味のあることと気づいていただけたら嬉しいです。
ごはんとお味噌汁中心の食事は、消化機能への負担も少なく 身体の土台から元気に整えてくれますよ。
いつも読んでいただきありがとうございます。