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知っているようで知らないお金の歴史 前編【好きなことで生きる】

おはようございます。”おこめさん”です。


今日は学校では習わないシリーズ お金の歴史編(前編)です。


これは大人でも、(学校で習っていないので)知らない人が多いと思います。


いまや生活するためにお金はかかせないもので、

自分が社会に貢献し、その対価でお金をもらえることでその貢献度がはかれたりするわけです。

お客さんは何にお金を払ってくれるのか。こんなことも含めてはたらくときには考えていく必要があります。


そんな今や人生と切っては切れないお金について、

どんな機能があるのか、どんな歴史で今に至るのか、

そんなことを知っていることで、視野が広がる人は多いハズ。


ということでやっていきます

おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。子育て、教育に関して毎日発信中

参考文献


現在のお金の機能

何気なく使っているお金。

でも、お金の機能(役割)って何でしょうか。


ものと交換できる券


であることはなんとなくわかりそうですが、それ以外のお金の機能ってふっと聞かれて出てきますか?


まずは現代のお金の機能について紹介しておきます。

1、ものを交換するときの媒介物

2、価値の保存機能

3、価値の尺度


1に関しては、想像しやすい範囲のものですね。


2、価値の保存機能

お金をもつことで、どれくらいの価値あるものと交換することができるのかをはかることができます。

そして、その価値は基本的にかわりません。(相対的には変わりますが)

時間がたって古くなったら価値が減ってしまうということはないわけです。


3、価値の尺度

お金があることで、

ベンツってどれくらいの価値があるものなの?

ダイヤモンドはどうなの?

というようにものの価値を図ることができます。


お金の歴史

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1、物々交換

そもそもお金は最初から人間社会にあったわけではありません。

お金がなかったときは、人々は自分(もしくは家族)の生活を成り立たせるために、毎日食料を手に入れ、服を自分たちで作り、家を建て生活していました。

一人ひとりが何でも屋さんだったのです。

だけど、みんなが全部をやるっていうことは実は効率が悪くて、

食べ物をつくるひと

服をつくるひと

家をたてる人

それぞれの適性にあったことに特化して働いた方がスキルの向上にもつながり効率があがります。そもそも自分は釣りが好きでずっと釣りしてたいけど、生活のためにそんなことばかりしてられないってことが起きてしまっていました。(これって現代にも通じるかも)


そこで、物々交換がはじまったわけです。


最初はとってきた動物の肉と、服何着の交換

とか、釣ってきた魚と、木の実の交換

などが行われていたわけです。

これによって、いつでもどこでも、誰とでもものをやりとりすることができるようになりました。

そして、何より自分が好きなことで生活していくということが実現したわけです。


この時点から、好きなことで生きる!!

っていうことが考え方としてあったわけですね。


また、分業制が発達して、それぞれがより専門的に発達して文化文明の発展へとつながっていくわけです。


2、商品貨幣のはじまり

物々交換では、必要とされにくいものは交換してもらいにくいという欠点がありました。

例えば、魚です。

毎日魚ばかり食べていたら飽きてきます。

肉を食べたいと思って交換に行くと、魚の気分じゃない

と断られ

木のみと交換したいと思っていくと、魚がすでに傷んでいた

こんなことが頻繁にあるわけです。


そこで、誰もが必要としている 商品を お金として認める、ということが始まりました。

ここでいう誰もが必要としている商品とは

穀物、家畜、布などです。

これによって、自分のとってきたものをこのお金と一旦交換し、それで交渉に向かえるようになりました。

ここに交換するときの媒介物

としての機能が備わったわけです。

だけど、これにもまだまだ欠点がありました。

分割できない

劣化する

という点です。


次に商品として 希少性の高い 貝殻や石などが選ばれるようになりました。

劣化しにくいので、遠くまで交換しにいけるようになり、これまで交流してこなかった隣の村とも交流が始まります。

一気に社会が広がっていきます。

ただし、貝殻や石にも欠点がありました。

そもそも数が少ないので、自分がもっている家畜すべてをお金に替えることができなかったり、数が少ないからこそ競争が過激になってしまったことです。(この商品貨幣は現在も金やダイヤとしてその形が残っています)

3、金属貨幣

ここで金属が注目され始めます。

分割しやすさ、劣化しにくい、数量を確保しやすい

のメリットから一気に商品貨幣からこちらに変わります。

銅の破片や鉄のかたまり、などをお金として機能させたわけです。

これによって、価値の保存としての機能がお金に備わりました。

ただ、これも完璧なものではないのです。

その金属の価値をかはるために、純度や重量をはかるといった手間がかなり発生してしまうことです。

4、鋳造貨幣

いわゆるコインです。

これは重量や純度が一定のものをたくさん用意して、お金として機能させるというものです。

この時点でお金に 価値の尺度 という機能が備わりました。

ただ、一定のもの というところにはある程度の信頼が必要です。

だれもがお金をつくれるようにしてしまうと、その価値を疑う人がでてくるわけです。

そこで、国王や信頼できる貴族のみが発行できる権利(発行権)を持ちました。

これにより、お金自体に支配権の道具という別の機能も備わってしまったわけです。

この時代が長く続きます。

次に

5、紙幣貨幣

なわけですが、ここの紙幣に移るタイミングでは銀行という形が登場し、さらに話が深くなっていきます。


ということで一旦ここまでで記事を終わりにしたいと思います。


次回(明日)に紙幣貨幣の誕生の歴史についてまとめていきます。

おわりに

今日の内容で、好きなことで生きる!

ということ自体がお金の誕生によってうまれたことがわかりました。

だけど、好きなことで生きれていない人が大多数なのはどうしてでしょうか。

自分がやりたいことをどう社会的価値に転換できるのか、ここの深堀りが必要になってきそうですね。

そんなことも考えさせられるお金の歴史は、なかなか大事な教育ではないかと思っています。

ということで明日も続きをまとめていきますので、どうぞ宜しくおねがいします。


今日はここまで読んで下さってありがとございました。


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ぶろぐ こめたか


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