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12)ヘッポコな色眼鏡を捨て正しく見られる透明な眼鏡にしていく

◆自分の色眼鏡を変える 3


クラスで話したこと つづき


「こういうことはね、騙されたと思ってやってみると良いんだよ。

周りの人は親切で優しい人ばかりだ、っていう色眼鏡をかける。そのためには、まず自分が親切で優しい人になることが必要なんだ。

知らない世界というのは、信じられないことでしょう。でも教えて貰うというのは、知らない世界を知るってこと。学ぶは真似ぶなのだから、騙されたと思ってやってみる。ケンタ君は、実際に世界が変わったでしょ?」と再びケンタ君に話を振ると、彼は大きく首を縦に振りました。

「話をもとに戻すけれど、悪口を言われたとします。でも自分が「嫌われている」というフィルタの眼鏡をかけている可能性があるってことなんだ。

相手に聞けば、「悪口なんて言っていない」なんてこともよくある。でも、それが信じられないんだよね。」と言って周りを見回すと、何人もの女子が大きく首を縦に振っているのが見えました。

でもあなたたちは、そんなヘッポコな色眼鏡なんて捨てて、物事をちゃんと正しく見られる透明な眼鏡にしていかなきゃいけない。世の中のこと、友達のことを、ちゃんと見られる眼鏡にしていく。これを一生かけてしていくんだよ。

じゃぁ「嫌われている」というフィルタの眼鏡の可能性があるのだから、そのフィルタを取るために、「相手の言う事を信じてみる」ことをしてみるんだ。

相手が「悪口を言っていない」というのなら、それを信じたらいいのですよ。相手を信じなければ、周りの人はあなたのことは信じてくれませんよね。

というか、自分自身が人を信じられる人にならなくては、周囲の人が自分を信じてくれるとは思えないものなのです。そんな不幸なことはないと、私は思います。

相手が「悪口を言っていない」というのなら、それを信じる。「嫌い」という声が聞こえたとしても、友達がそんなことを言うはずがないと信じる。手紙を見せてもらえなくっても、何かの事情があって見せて貰えないんだって信じる。

そういうことが、自分の色眼鏡の色を変えていく為に必要だし、自分自身の色眼鏡を素敵に成長させていくってことなんだよ。

ひょっとしたら、「悪口を言っていない」のは嘘かもしれません。でもそれは仕方がないよね。相手が変わらない限りはどうにもならない。そういうことが3回も続いたら、世の中にはそういう人もいると思って先生にお任せして離れてしまえば良いのです。

自分は直す役割ではないのだから、悩む必要は全くないのです。

ということで、この続きは、また明日。


この文章は、お気楽先生のほぼ毎日私感にて過去にアップロードしたものです。noteでは、マガジンにまとめていこうと思っています。

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