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10)宿題をやらなかったボクはダメ、勉強ができないボクはダメ

◆完璧主義のため自己否定に陥りやすい 3


リク君のお母さんに話したこと つづき


宿題を「やる」「やらない」、勉強が「できる」「できない」両極端にブレすぎるので、彼は辛いのかもしれません。

宿題をやらなかったボクはダメ、勉強ができないボクはダメと簡単に自己否定に走ってしまうのでしょう。


宿題を忘れる子は他にもいます。今日は宿題を忘れちゃった、まっいいかーって思っている子も当然います。

宿題を朝、学校でする子もいます。でもリク君の場合は、漢字練習の完璧さから考えると、宿題をやっていないという事実が、もの凄く大きくリク君にのしかっかてしまっている可能性があります。

勉強面でも「できない」という事実が、彼に大きなダメージを与えてしまう。


宿題をやっていなかったり、勉強ができなくても大きく叱ることなんて学校ではないのですが、ひょっとしたら、彼の心は大きく傷ついているのかもしれません。

なので、まずは彼の肩から宿題という重荷を下してみましょう。宿題が原因でなかったら、宿題を復活させるだけ。他の方策を考えればよいのですから。


お母さん、宿題が皆と同じだけやっていないと心配ですよね。

でしたら、お母さんに直接宿題を渡しますので、お家で時間をみて取り組ませて提出してください。

クラスの子には、お母さんが宿題を管理しているということを話して宿題が未提出でもリク君の場合は後で提出するから良いと伝えます。それなら、他の子も文句は言わないでしょうから。



このように伝えると、家で宿題をみてくださるということで了承して頂きました。

ということで、この続きは、また明日。



この文章は、お気楽先生のほぼ毎日私感にて過去にアップロードしたものです。noteでは、マガジンにまとめていこうと思っています。

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