3)嫌われていると思っていたら、何でも自分への悪口に聞こえてしまう。
◆悪口を言われた 2
悪口を言われたというサトコさんと言ったというミコさんには話を聞いたので、一緒に居たクミさんから話を聞きました。
サトコさんによると、クミさんから「ミコさんが悪口を言っている」と教えてもらって、実際に、ミコさんが”死ね”と言っているのを聞いたということでした。
クミさんに「ミコさんが”死ね”とかって、酷い悪口を言っていたの?」と聞くと「え~~!! 知らないです!!」と、全否定でした。
サトコさんは「クミさんが教えてくれたよ」と言うのですが、クミさんは「そんな事言ってないよー」と驚いた様子で話しました。「ミコさんとは幼稚園からの友達だから、そんなこと言うわけない」とまで言うのです。クミさんの表情からも、嘘を言うような陰りはありません。
これはひょっとして、サトコさんの勘違いなのかもしれないと思いました。
どうもサトコさんとミコさんは、前年度も悪口を言った言わないで時々トラブルになっていたようなのです。”死ね”と悪口を言われた時は、面と向かって言われたのではなくて、ミコさんは横を向いていたそうです。横を向いて何かを言っていたとしたら、それはサトコさんへの悪口とは言い切れません。
でも、ミコさんは自分のことを嫌っていると思っていたら、何でも自分への悪口に聞こえてしまう。そういうものなのだと思います。
長くなるので、この続きは、また明日。
この文章は、お気楽先生のほぼ毎日私感にて過去にアップロードしたものです。noteでは、マガジンにまとめていこうと思っています。
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