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8)学年最下位の学力。みんなと同じ宿題量は辛いのかも。

◆完璧主義のため自己否定に陥りやすい 1


リク君は、学校を嫌がっている。

これは困ったなーと思いました。学校に来れば、私の話はちゃんと聞くし、授業にも参加できるようになっている。行動も早くして、感情のコントロールもしようと努力している。

もちろん、授業は分からないことも多いと思うけれど、クラスの子どもは気のいい子が多く、友達に教えて貰いながら、なんとか取り組んでいると思っていたのです。

何と言っても、ものの考え方についての私の話には、いつも大きく肯いて聞いていたので、心の学びは進みつつありました。

それなのに、学校には来たくないのです。私には何ができるのか、、、ほとほと困ってしまいました。

宿題をやってなくても、課題ができなくても追い詰めないように配慮していたのですが。。。


でも、3度目の行方不明の翌日、彼は漢字の宿題を出さなかったのです。

「体調が悪かったのだから仕方ないから良いよ」と声を掛けたのですが、ふと漢字練習帳をパラパラとめくってみると、やってないところがいくつかあることに気づきました。

そういえば、行方不明になった日も、漢字の宿題をやっていなかった、計算練習のプリントも、休んだ日はやっていない。

ひょっとしたら、宿題をやっていないのがネックなのかもしれない

なんといっても学年最下位の学力です。みんなと同じ宿題量は辛いのかもしれない。

もしかしたら、原因は宿題ではないかもしれない。でもリク君の負担になる可能性があるのなら、まず排除してみてから次を考えよう。

あれこれ悩まず、まずは行動するべきだ。行動する。そして違ったていたら他の原因を探ればいいじゃないか。

ということで、この続きは、また明日。



この文章は、お気楽先生のほぼ毎日私感にて過去にアップロードしたものです。noteでは、マガジンにまとめていこうと思っています。

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