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9)両極端に感情がブレすぎるので辛い

◆完璧主義のため自己否定に陥りやすい 2

リク君は宿題が重荷になっているのかもしれない。

でもだからといって、リク君だけが宿題を提出しなくても良い状態は、クラスの他の子の目もあるなぁ、、、と思いました。

リク君にとって宿題は苦しいのでしょう。その苦しみを軽くすることが、まず必要だと思いました。

宿題が原因かもしれないとお母さんに電話をすると、お母さんは「宿題はみんなと同じにやらせて欲しい」と言われました。

その気持ちも分かります。分かるけれど、、、という思いがありました。


お母さんに話したこと


「まず、一番の問題は登校の途中で行方不明になってしまうことですが、それは、特別の許可を出しますので、登校を渋るような様子な時は車で登校させてください。そして、教室まで連れてきてくださったら行方不明になることはないと思うので、そこをまずお願いします。」

このように話すと、お母さんも登校途中で行方不明になることに困っておられたので承知してくださいました。

「行方不明になってしまう理由は分かりませんが、学校で辛い事があるのでしょう。それは、何が原因なのか分からないですが、行方不明になってしまったときは、漢字や計算のプリントがやっていなかったので、まず宿題に原因があるのかもしれないと思って、宿題を忘れても学校では怒られないという対応にしてはどうでしょう?

漢字練習を見ると、それは素晴らしい字を書いて練習してきてます。多くの子は直されることが多いですが、リク君はほぼ直しがありません。4月の初めには、漢字が好きだとプリントに書いていたくらいです。

漢字練習帳を見ると何度も書き直したあとがあるので、ひょっとしたら完璧主義的なところがあるのかもしれません。

宿題を「やる」「やらない」勉強が「できる」「できない」

両極端に感情がブレすぎるので、彼は辛いのかもしれません。



長くなるので、この続きは、また明日。



この文章は、お気楽先生のほぼ毎日私感にて過去にアップロードしたものです。noteでは、マガジンにまとめていこうと思っています。

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