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風の国語教室

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中学・高校の国語教育、実践や教育に関する思いなどをまとめています。
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記事一覧

#教師のバトン ① 自分で決める

3月末に突如沸き起こった教師のバトンプロジェクト。その後の展開を見ても色々あるな・・と思う。私も教師の一人なので、一般の人よりも思うことの密度は濃いし、熱量も高く、想いも深い。

「教職の道をリタイアします」Facebookに流れてきた担任だった教え子の記事。社会科教員になりたくて必死に受験勉強に取り組み、某教育系国立大学に現役合格。

すごい!夢に向かって一歩前進だ!そして将来「同僚」になるのを

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#教師のバトン ②「飴ちゃん」が世界を救う

登山のポイントの一つに「最初の30分」というのがある。準備運動を入念に行い、いよいよ入山。最初の30分は急がない。ゆっくり歩きながら体を徐々に山に合わせていく。30分経ったら一度休憩し、ペース配分をもとに必要に応じて登頂までの再計画を立てる…。

これは年度始めの教員の心得と似ている。

百名山の一つ日光男体山は、とにかくスタートがキツイ山だった。最初の5分で息切れした。そして不安になった。本当に

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風の国語教室  はじめの一歩

風の国語教室  はじめの一歩

2021年5月1日 最初の一歩。国語の授業実践や教材研究など、気づいたことをとにかく書き記す。国語教師として自ら実践を通して磨き鍛えられるだろう。人に「読みなさい」「書きなさい」という以前に、自分がよき読み手になり、よき書き手になろうとしているか、そのことに向き合わないとね。

4月から久しぶりの担任業務。これがまた楽しくて仕方がない。この子達がこれから6年間、どのように成長していくのか、楽しみ。