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私は何者か、413


こんな、週末の家。寒くなったけれど、ラグビー観てる。見ながら、ビール、鯵のムニエル、鶏のマツバ、炙り厚揚げ、ベビーリーフ、きゅうりと貝割れの塩昆布締め。黒豆の枝豆ゲット。で、ラグビー観てる、観てられない。勝ち負けは、はっきり言ってイヤである、誰がなにを言ってもである。勝ちは価値。なのであろう。や。

髪を切ったら、身体も軽い。欲しいものがあってモールへ買い物に行く。恐ろしいほどの人がそのモールに飲み込まれてゆく。人を飲み込むモノよ。できるだけ、人を見ずに歩く。そうしないと、疲弊の澱が降り積り、足を取られ、身動きできなくなるのである、

早々とそんな場所からは退散。お家で洗濯物を畳みながら、微かな幸せを感じる。ソファで昼寝することに罪悪感などあるはずもなく、である。足の先まで紛れもないワタクシである、己の幸せを己がつくる。そんな、自尊心であり、自己満足。負けても、それなりの負けの精神を負けの神に誓って、そうすれば、それは、負けではなくなる、と。すれば、負けはそもそも嫌なのであろう。出来うるかぎりの1以上の賛同を欲するとな。己を己が信じて肯定するのである。食べて寝て。そのなかに信仰はあるか。なにを信じる。己を信じよ。と、いつでもいいか。あかんか。自己の真実。

ビールは友達。素直になれて、こんなふうに、書ける。眠る男はなにをおもふ。酸素を供給した木は同じだけの二酸化炭素を出してもプラマイゼロだからと、煙を出すことを咎められないとか。そうだよね。人生、プラマイゼロよ。気づけよ。
気づくか。
気づかぬか。
黄泉の国との境界。


秋の夜のその虫のことひとのことまた同じ夢みて目覚めては悔い


わたしは何者か。




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