月刊マガジン『悩みの種』
このマガジンは、色んな立場の方々の悩みに寄り添うものではありません。悩みは人間誰しもがもっているものです。その悩みにスポットライトを当てて、物事を考えてみると、色んな生きるヒントがあるものです。そんなヒントを見つけて頂くマガジンです。
編集者挨拶
先ずは、創刊号を無事迎えられたことに安堵しています。2020年はウィルスという見えない敵により、普段の生活を大きく変えられ、人々の悩みの種も増えた1年となってしまいました。そこで、こんな時代だからこそ、その悩みに着目した雑誌があっても良いのでは?との思いに至りました。私は何の資格もないただのサラリーマンです。自己紹介の詳細はこちら↓
https://note.com/oki201909oosa/n/n1c925053cd61
塾講師→教えるのが好き、営業経験→色んな人、業界と接してきた経験を活かすことが、私の人としての価値であり、皆様のお悩み解決の一助となることが編集者としてのミッションです。そして、それを通じてまた色んな方と接するコミュニケーションマガジンとしたいと考えています。
『悩み』とは?
そもそも『悩み』とは何だろか?辞書でひくと、思い煩うことと書いてある。煩うとはあれこれ考えることを言う。人間は何故あれこれ考えてしまうのだろうか?それは、恐怖心から来るものだと思う。嫌われたらどうしようか?怒られたらどうしようか?と悩みだすと寝れないという状態に陥る。特に、日本人は同調圧力が強いから、すぐに右に倣えとなる。少しでもズレてると理由のいかんを問わずに怒られる。なので、悩みは尽きないのである。でも大丈夫です。その悩みは種なんです!何の種かは貴方自身がどう育んでいくかによります。
その育成の一助に本誌がなれれば幸いです。
今月の特集『コンビニ』悩みの種から生まれたビジネス
今は何処にでも当たり前にあるコンビニ!これも悩みの種から生まれたビジネスである。先ず話を進める前に、コンビニ各社の前身をおさらいしておく。
セブンイレブンはイトーヨーカドー、ファミリーマートは西友(西友→伊藤忠商事)、ローソンはダイエー(ダイエー→三菱商事)と上位3社はスーパーなのである。
高度経済成長期の日本において、大型スーパーが台頭し始め、商店街の各店が憤慨するという事態が起きていた。各スーパーは、敷地の確保また地域との軋轢に頭を悩ませていた。そこで、小型店の実験を始めた。それがコンビニの誕生である。商店街の各店主もコンビニという店舗を甘く見ていた。そんな小さな店に自分たちが負ける訳ないと。。。ところが、コンビニは名の通り便利店となり、店舗数を拡大していった。悩みが巨大ビジネスとなったのである。
因みにこの業界は今、携帯電話業界と並んで国から目を付けられている。これは、ここ数年胡座をかいていた顛末なのである。各社は店舗数という指標ばかりで競争している間に時代は進んでいたのである。その為気が付けば店舗数は飽和状態(店舗数増加が鈍化)。今や自宅に居て、買い物出来る時代なのに、コンビニは乗り遅れた。便利店が便利店で無くなっているのである。漸くローソンは一部地域で、ウーバーイーツと提携。セブンイレブンは、ネットコンビニなるものを一部地域でスタート。
https://www.sej.co.jp/services/netconvenience.html
そこが今の業界の悩みだとするなら、これから色々な動きがあると思うので要注目です。
オフライン最大の店舗数を持つコンビニがオンラインを兼ね備え、オフライン店舗の充実(他業種との併設、イートインコーナーに立ち飲み屋とかネイルサロンがあるとか)が図られると凄い業界となるに違いない!
次回は閉鎖が止まらない飲食店特集!何故大手チェーンの閉鎖が相次ぐのか?そして、コロナ禍で勝敗を分けた理由は?
全ての悩みは対人関係の中にある?!
この言葉は、アドラー(オートリア出身の心理学者)の名言である。よく就職活動なんかで自己分析をしてみましょうかとか短所と長所を書き出してみましょうなんて言われる。そうすると、短所の方が多いんですけど。。。と大抵の人はなる。そう他人と比べて、自分はどうなんだ?と比較してしまいがち。他人の凄い所は目立つのでその人と比較すると自分なんてと悲観する。
これを打破するには、2パターンある。どっちも単純なこと。
パターン1:他人に聞く
他人の凄い所が目立つということは、他人は自分の凄い所に気付いているかもしれない。
パターン2:書き出した短所長所を反対語にする
書き出した短所長所を反対語にすると、意外と逆の発想が出来ることがある。例えば私を例に取ると、私はこんな人間です。
私は老け顔です。なので、いつも実年齢より上に見られていました。それが凄いイヤだったんですが、これを反対語にすると、①の内容になるのです。なので、これは私の強みでもあります。そう短所と長所は紙一重なんです。貴方自身は短所に思ってることも他人から見ると長所なんです。
なるほど、そういう意味では悩みの解決糸口も対人関係の中にありそうですね。
今月の一冊
これから就職される方にも、今仕事されている方にも読んで頂きたい一冊。私の仕事は大丈夫なんて思ってるとあっという間に、淘汰されますよ。
「レスの時代」は「プロ時代」の幕開け
プロになるには、自分の長所・短所を分析し、何を磨き伸ばすのかを決める。その上で、自分の可能性に蓋を自らしない。生産性と創造性を持って働き方を見直し、個の発想力と突破力で新たな可能性を追求しろと著者は言ってます。
まさに同感です。私もこれから自分の部署と全く関係ないことを会社に提案しようと思っています。私の上司は良い顔をしないでしょう。でも構いません。それは私にしか出来ないことだと思っていますから。それが今の世の中を渡っていく最善の方法だと信じて。
最後に。。
『悩みの種』創刊号、いかがだったでしょうか?ご感想お待ちしております。それでは、また来月お会い致しましょう。
本誌の値段は読者のお一人お一人が付けて頂ければ幸いです。
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